『皆さん、こんにちは、
私は毎日30万円の税金を払っています。』
これは、自分が開業してまもないころ
有名な経営者さんの講演を聞いた際の
最初の挨拶です。
この言葉を聞いた時、
最初は理解できませんでした。
1日30万円???
要するに
年間に1億円以上税金を払っているのです。
思わず
“格好いい!”と思いました。
多くの経営者は、できるだけ税金を払いたくないものです・・
そのために、うまくいった節税話を
自慢げに話す人もいらっしゃいます。
時には、脱税?と思われる話も・・
あまり心地良い話ではありません。
経営者としてのスタート時に
“税金を払うことは格好良い”と
学べたことは、とても貴重な経験でした。
その後は、顧問会計士さんにも恵まれ、
“経営者の器は、税金を払って大きくなる”
“節税に頭を使うなら、売上・利益を上げることに頭を使え”
お蔭様で、平成28年6月期も
骨太で安定した決算を終えることができました。
先回ご紹介した、”プライベートバンカー”で
節税を追い求めて、不幸せになった多くの人たちが紹介されていました。
この国には、寄付の習慣がありません。
せっかく成功したならば
“税金は社会貢献”と思うべきです。
これからも、胸を張って納税したいと思います。