プライベートバンカーby清武英利

プライベート証券の担当者から紹介された本。
思わず、一気読み・・
一部、ご紹介します。

① プライベートバンカーは1億円以上の金融資産を持つ金持ちしか相手にしない。彼らの定義によると、富裕層とは
1億円から5億円未満、超富裕層が5億円以上の資産を持つものだそうだ。これは不動産等を含まない金融資産のみの金額である。

これは資産家全般に言えることだが、その資産も一生の生活を賄うところを超えて使い切れないほど抱えると、多くの人たちがそれを目減りさせずに跡継ぎに残すことを考える。

③ 5年ルール:被相続人と相続人が共に5年を超えて日本の非居住者であるときは、日本国内の財産にしか課税されない?シンガポールの法律では遺言書が最優先。だから海外資産は全部受け継がせることができる。

④ シンガポールに成功者しかいない理由は、”外国人の敗者”や”スラムの存在”を許さないからだ

⑤ プライベートバンクは、大金持ちの資産を守るために存在するので、金の傭兵とも呼ばれている。

⑥ シンガポールは持てるものがますます富む金持ち天国である。


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⑦ 大金持ちになってしまうと、たいていの人はもう仕事に関心がなくなってしまう。寝ていても何億円も入るんですから。
税金を逃れてきた日本人で幸せになったと言う話はあまり聞かないことだ。多くの家庭が崩壊している。もともと税金のために移住しており、シンガポールが本当に好きできたわけではないのだ。金持ちやその息子の場合は節税と言うはっきりした目的があるから我慢できるが、女性にはその意識が希薄だ。だから孤立する。しばらくすると妻や息子の嫁が日本に帰りたいと言い出し、移住した一家がもめ始める。

仕事、目標、友人、それらが欠ければ生きるのは辛いことだ。

日本には資産総額100万ドル越えの富裕層が212万人。今や、米国、英国に次ぐ世界3位の金持ち国である。節税のためにシンガポールに縛られちゃうのはかわいそうだ。税金がないとしたら日本は最高の国ですよ。

ちなみに、著者の清武英利は元巨人軍球団代表
あふれる才能が羨ましい・・

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