東北関東大震災の影響は、クリニックの外来でも少しずつ影響が出ています。
何よりも、3月18日に発売予定であった、第一三共の認知症の新薬“メマリー”の発売延期です。
当院でも相当数の患者さんが適応です。
またご家族の発売への期待も大きく、わざわざ次回予約を発売日に近づけた方も見えるほどです。
現在、新たな発売日は未定ですが、早急なる対応を望みたいものです。
また、当院では、イチョウ葉エキスも認知症の治療薬の補助として使っています。
イチョウ葉エキスは、海外(ドイツやフランス)では保険が適応されているため、通常の健康食品より効果は認められています。
このイチョウ葉エキスが、現在入荷ができない状態となっており、やはり継続されている患者さんにご迷惑をおかけしております。
今回のような天災の際に、幸い被害に遭わなかった者として、できる事はなんでしょうか?
義援金を送る、不必要な買占めをしない、風評に惑わされないなどが、マスコミで報じられています。
それ以外に、私自身としては淡々と経済活動を行なうことも重要であると思います。
地震で、株式市場が暴落しました。
これらをビジネスにしている人たちが、売りに走る事はやむを得ないかもしれません。
しかしこうした時こそ、個人が勇気を持って、この国の再興を信じて買いに入るべきではないでしょうか?
決して目先のキャピタルゲインを狙えと言うわけでなく、じっくりと長期保有する事で、国の成長とともに自己の資産も増やしてみることが大事なのです。
そして、消費の紐を緩めることなくお金を使う事も、復興には必要になるのです。
皆さんも、思い切って株を購入してみませんか?