平成29年5月13日に私が代表を務めるNPO法人PAL研究会に
寺島実郎さんをお呼びしました。
主催者の特権で講演1時間前から寺島さんとお話ができました。
最初に、私の”やもりのピンバッジ”を見つけて
ピンバッジ好きの寺島さんからお褒めの言葉をいただきました。
その後、専門家が中心となって地域の経営者に専門的知識を提供している
NPO法人PAL研究会の取り組みにも関心を持っていただきました。
寺島さんは、これからの時代は生きがいある社会をつくるために
「1人ひとつのNPO」による参画型社会の重要性を提唱されているのです。
さて講演では、最初に超高齢化社会における問題点を指摘されました。
普通の評論家は、不安を募らせて解決策は示さないものですが、
寺島さんは違います。
“袋小路にあるかに見える日本経済も、工夫と努力によっては、
産業技術を生かし、国内資源を利用することによって内需を拡大し、
成長力を維持しつつ自律産業基盤を構築することも可能”と勇気づけてくれます。
リニアについても、
『東京~名古屋が40分』というインパクトよりも、
『中間駅(相模原、甲府、飯田、中津川)のインパクト』が重要。
相模原から品川まで10数分。ここに圏央道がリンクする。
まさに相模原モデルが、これまでの産業化対応型ベッドタウンを、
「食と農」を視界に入れた都市郊外の再生のモデルになると主張されます。
ちなみに東濃地方の中津川も名古屋まで10分です。
思わず、ワクワクしてしまいます。
あっという間に講演時間は終了し、
翌朝の、サンデーモーニング出演のために帰宅の途に就かれました。
テレビよりとても気さくで素敵な方でした。
ただし、椅子に座ってもつかえそうな大きなお腹には驚きでしたが・・