平成23年7月7日(木)は当グループのデイリハビリと訪問看護ステーションの実地指導が行われました。
実地指導は、介護保険施設については、原則2年に1回、実地にヒアリングの方法により行われます。
法律、政省令、指定基準等の違反、介護サービス賞用の不正請求や不適切な介護サービスの提供が明らかになった場合には、介護保険制度の信頼維持及び利用者保護の観点から、最悪指定取り消しという行政処分が下されることもあります。
したがって、現場の責任者にとっては、かなりのストレスになりますので、準備を十分に行い真摯な態度で臨みます。
しかし、定期的に第三者のチェックと指導が入ることは、“独りよがり”にならないためにも重要です。
定期的な実地指導のお蔭で、書類整備の漏れもなくなる事からも、とてもためになるものです。
特に、当グループの“居宅介護支援事業”のように、指導の際に
『完璧です。もし私の身内がケアプランをお願いするなら貴施設にお願いしたいほどです』
と言われると、とても嬉しく勇気づけられました。
同じ日に、土岐内科クリニックが、県庁において集団個別指導をうけました。
保険請求上、平均より高額な請求をしている医療機関が集められ、改めて医療保険制度から指導を受けました。
その際の医師の態度が問題です。指導であるのに遅刻するものがいます。
服装もとても指導を受ける態度ではありません。途中、携帯があちらこちらで鳴ります。
仕事柄、連絡が必要なことはわかりますが、せめてマナーモードにできないでしょうか?
結局、当院は登録のミスのため、本来は指導を受ける対象ではないという結果になったのですが、介護事業者の指導に対する真摯な態度になれていたものとしては、医師の態度には、恥ずかしさすら感じました。
現在、多くの業種が経済的にも厳しい立場になっています。
その中で、開業医&勤務医はいずれも経済的に優遇されすぎていると感じます。
このような医師な態度は、いくら真摯に診療を行っていても、世論の批判は免れないと思います。
医師である以前に、まず一社会人である必要があるのではないでしょうか?