困った困った困った窓口

2017-05-22

開業当時、患者さんのためならば
市町村の窓口にクレームをつけることが結構ありました。
しかし最近は、年を重ねたためか大人しくなっていましたが・・
久々に、電話でお願い(=クレーム?)をさせていただきました。

私が外来で介護認定をつける必要があると判断をした患者さん3名。
通常は、当グループのケアマネに代行申請をお願いするのですが、
3名とも、要支援か要介護が微妙な状態であったため
ご家族に介護申請をお願いしました。
しかし、なんと3名とも市の窓口で
「まだ介護申請は必要ないですね!」といって
申請さえも受け付けてもらえなかったのです。
さすがに3名続いたため、市役所の介護保険課に電話。
担当者は、
「現状では、ご本人さんが介護申請を希望されていませんでしたから・・」
思わず
「認知症の患者さんは、介護サービスを拒否される方が多いのです。
認定後に時間をかけて説得しますので、申請ぐらい受け付けてください」
再び担当者
「介護認定にもそれなりのお金がかかりますから無駄な申請は・・」
思わず頭にきて
「あなたのような出来の悪い公務員の給与のほうがはるかに無駄だ!!」
とは言わずに、
「土岐内科クリニックの患者さんは、黙って受けつけるように!!」と
優しく、優しく、優しく、お願いしました。
過去には、医師である自分が特別障害者手当の対象と判断、
ご家族に、診断書を貰いに行ってもらったところ、
窓口で、”対象外です”と言って断れられたことがありました。
特別障害者の認定は、医師が書いた診断書をもとに
窓口でなく県が判断するのです。
これも優しく、優しく、優しく、お願いしました。


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それ以降は、患者さんに手間を取らせないために
当院で診断書関係の書類は用意するようになりました。
考え方を変えると
サービスレベルの低い役所のおかげで
当院のサービス向上につながったわけです。
多少は、感謝しなければいけないのかもしれません。
これからも人には嫌われたくありませんが、
患者さんのためには
ボケやすい役所の人間と
優しく優しく優しく戦わないといけないようです。

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