投資の第一歩は、種銭を貯めること・・『お金持ちの「投資家脳」、貧乏人の「労働脳」』を読んで

先日、世野いっせいさんの『お金持ちの「投資家脳」、貧乏人の「労働脳」』を読みましたのでご紹介します。

①  お金を稼ぐための資本には2つある

1)労働資本=自分の労働力を使ってお金を稼ぐこと⇒ワーキングリッチ(働くことで成立)

2)金融資本=稼いだお金を使ってお金を得ること=リアルリッチ(働かなくてもお金がお金を生んでいる)

⇒私達医師は、ワーキングリッチの典型だといえます

② お金持ちの定義とは『経済的にも精神的にも豊かで、未来をコントロールできる力』を持っている。

そのためには、体力のある若いうちにビジネスで攻撃して稼ぎ、年を取って体力が落ちてくるころには、投資家になって稼いだものを守る

⇒やはり準備が必要です。まさに『計画なくして自由なし』です

③ 投資は、初めから結果が決まっている。

その結果にいかに近づけるかを考えるもの。

投機は、儲かればもうかるほどいい。いかに大きく儲けるかを考えるもの。

つまり、1億利益を出す予定なら、5億円の利益より、9500万を評価する。

④ 投資家は、リスクが怖いのではなく、リスクが分からないことが怖い。

投資家は『リスクを最小限に抑えるプロ』である。大儲けするなら「ビジネス」、投資は攻撃(オフェンス)ではなく、防御(ディフェンス)。

⇒多くの方々は、投資という名のものと投機をしていると感じました

⑤ 猿まねを極めると、『オリジナル』が見えてくる

⑥ 力のない正義は無力!自分が幸せでないと、他者を幸せにすることはできない。人が反対するのは、あなたに成功してほしくないから


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⑦ 頑張らないの法則・・必死は、『必ず死ぬ』。いい加減の方がうまくいく。なぜなら「良い加減」だから

⑧ 投資家は、目先の利益ではなく、トータルの利益で考える

1)キャピタルゲインを狙うのは、労働脳の考え方。例えば、車を仕入れ、それを売る

2)投資家脳は、基本的には、インカムゲインをメインで狙う。例えば、靴のない先住民に靴をタダで与え、靴の修理屋を開く

⑨ ビジネスは、炊飯器、投資は保温器。・・投資家脳は、ビジネスという炊飯器で炊いて稼いだご飯を、投資という『保温器』に入れてキープしていこうと考える!

⑩ お金を求めようとしすぎると、お金ではなく、お金に取りつかれた人たちを引き寄せてしまう。

⑪ 自分で判断して行動したことは、必ず次のチャンスを生み出す

本を読みながら学んだことは、『投資と投機の違いは、対象商品による違いではない。

不動産を投資で購入する人もいれば、投機として購入する人もいる。

もちろん金融商品も同様です。

しかし、多くの方々は本来投資する種銭がないようです。

本来、種銭とは「投資する元となるお金」ですが、これを作るのはとても地味な行程です。

しかし、ここで種銭を作るというステージを飛び越して、投機に走ってしまうようです。

まずはコツコツ種銭を貯めることが重要だと感じました。

とても、多くの学びのある本です。お勧めします。

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