1年ほど前に、何気なく手に取った本が、田中美絵さんの“だんな様はFBI”でした。あまりの面白さに一気読みをしてしまいました。面白さとともに、とても学ぶことも多く大感激して、ポッドキャストでも紹介させていただきました。田中美絵さんは、これまでに数々の賞を受賞されている敏腕コピーライターです。女性誌、新聞を中心にインタビュアー・ライターとしても活躍されており、朝日新聞の連載ではこれまで取材した相手は1600人を超えるそうです。
驚くことに本のあとがきを読むと、編集長さんが私の“公務員はなぜ認知症になりやすいのか”と同じ小木田順子さんでした。自分がとっても大好きな本の編集長さんが、自分の本の担当でもあることがとても嬉しくなってしまいました。
同時に、ご縁がある本の作者である“田中美絵さんといつか会いたいな?”とも思っていました。しかし、もちろんお知り合いになる術もありませんでした。そんな時に、先回ご紹介した矢野香さんがとても仲が良いことが分かり、無理を言って、平成25年10月12日に食事をご一緒させていただくことになりました。部屋に入ってお会いすると、思っていた通りとても魅力的な方でした。質問することをメモしてきたノートを、恥ずかしそうに確認しながらお話しする姿は、失礼ですがとても可愛かったです。
ご主人のお話を聞いていると、“ご主人は自分と似ているのでは?”と勝手に思ってしてしまいました。ご主人の、不可解?な行動がとても自分には理解できるのです。もしかすると、自分もFBI向きなのでは?と思った(勘違い?)ほどです。もちろん、そんな感性が同じだからこそ、扁桃核が”田中美絵さんを快!“と感じたのかも知れません。
田中さんの本は、来年春にはNHKでドラマになるそうです。本もお勧めですが、ドラマはさらに楽しみです。素敵な、田中美絵さんとの出会いに深く感謝です。