2021-11-18 【お薦め本の紹介】認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本 認知症専門外来をやっていると、同じ事柄でも、深刻に捉えてしまうご家族と、笑いにしてしまうご家族があります。長期戦になる認知症介護においては、できるだけ笑いにしてしまいたいものです。その点、〝おとぼけキャラ〟から「おと」が …
2021-11-05 驚くことではない!訪問介護員の25%が65歳以上 私は、現在16か所のグループホーム、有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅の協力医をしています。そのため、毎年インフルエンザのワクチンを入居者だけでなくスタッフに対しても行っています。インフルエンザワクチンは65歳以上の …
2021-11-01 介護認定は変更可?正しい認定がつかない理由と対応法を専門医が伝授 最近、医療介護の現場では患者さんに正しい介護度がつかずに困っています。 「なぜこんなに介護が必要な人が要支援2?」と思う一方で「同じ程度に見えるのにあの人は要介護2?」ということがあったりして、納得がいかないことだらけで …
2021-10-26 老年病学会も提言・高齢者の転倒は事故でない・・安易に訴えないで 令和3年10月、弁護士さんから当院に連絡が入り患者さんのカルテ開示を要求されました。入所していた施設で転倒・骨折後入院。その後、お亡くなりになられたため、遺族が施設を訴えたようです。それに伴い、患者さんの状態を把握するた …
2021-10-22 認知症患者さんの不動産売買の可否について専門医が解説 認知症専門外来をやっていると、ご家族から「認知症患者さん名義の不動産売買の可否」について質問されることがあります。認知症患者さんの名義の不動産を隣地の方が購入を希望されることが思いのほか多いのです。今回の記事は、FP資格 …
2021-10-20 高齢者の歯の「残根処置」・医科歯科連携で認知症対策 先日、敷地内の歯科医に受診された認知症患者さんのご家族から、質問を受けました。「歯科の先生から、残根歯を抜くことを勧められたのですが、迷っています」とのこと。さらに、「痛みも何も訴えないので様子見でいけないでしょうか?」 …
2021-10-15 介護に取り組む素敵な男性たち 介護というと、女性が担うものという風潮がありましたが、現場では少しずつ変わってきているようです。 先日も、素敵な在宅患者さんの介護者さんがいらっしゃいました。要介護者さんは、ベッド上での生活が主体の90歳代の患者さん。介 …
2021-09-27 見当識障害・認知症専門医が伝える症状、治療法、対応のコツ等全知識 最近、父の「物忘れ」が多くなってきたようだ。「オヤジもそろそろ認知症かも…」と思って医師の診察を受け、一言。 「お父さんは少し認知症の傾向がありますね。見当識障害も見られます。まあよくある認知症の症状ですよ。」このように …
2021-09-24 残された家族が困らないためのエンディングノートの薦め 人生の最期には、できるだけ苦しまずに穏やかな最期を迎えたいものです。そのために、できるだけ家族にその希望を伝えたいものです。しかし、健康なうちに、残される家族に伝えることは難しいものです。 そのため、実際に人生の最期の状 …
2021-09-15 介護職の給与はなぜ低い?介護事業特有の理由を解説 一度でも、身内を介護施設に入所させた経験のある方なら、介護の現場で働く人たちの大変さに気が付くものです。仕事の内容は、「きつい・汚い・危険」のまさに、3Kの典型の仕事です。その上、給与も一般の仕事に比べ安いと言われていま …