2021-10-26 老年病学会も提言・高齢者の転倒は事故でない・・安易に訴えないで 令和3年10月、弁護士さんから当院に連絡が入り患者さんのカルテ開示を要求されました。入所していた施設で転倒・骨折後入院。その後、お亡くなりになられたため、遺族が施設を訴えたようです。それに伴い、患者さんの状態を把握するた …
2021-10-22 認知症患者さんの不動産売買の可否について専門医が解説 認知症専門外来をやっていると、ご家族から「認知症患者さん名義の不動産売買の可否」について質問されることがあります。認知症患者さんの名義の不動産を隣地の方が購入を希望されることが思いのほか多いのです。今回の記事は、FP資格 …
2021-10-20 高齢者の歯の「残根処置」・医科歯科連携で認知症対策 先日、敷地内の歯科医に受診された認知症患者さんのご家族から、質問を受けました。「歯科の先生から、残根歯を抜くことを勧められたのですが、迷っています」とのこと。さらに、「痛みも何も訴えないので様子見でいけないでしょうか?」 …
2021-10-15 介護に取り組む素敵な男性たち 介護というと、女性が担うものという風潮がありましたが、現場では少しずつ変わってきているようです。 先日も、素敵な在宅患者さんの介護者さんがいらっしゃいました。要介護者さんは、ベッド上での生活が主体の90歳代の患者さん。介 …
2021-09-27 見当識障害・認知症専門医が伝える症状、治療法、対応のコツ等全知識 最近、父の「物忘れ」が多くなってきたようだ。「オヤジもそろそろ認知症かも…」と思って医師の診察を受け、一言。 「お父さんは少し認知症の傾向がありますね。見当識障害も見られます。まあよくある認知症の症状ですよ。」このように …
2021-09-24 残された家族が困らないためのエンディングノートの薦め 人生の最期には、できるだけ苦しまずに穏やかな最期を迎えたいものです。そのために、できるだけ家族にその希望を伝えたいものです。しかし、健康なうちに、残される家族に伝えることは難しいものです。 そのため、実際に人生の最期の状 …
2021-09-22 「点滴だけでもお願いできませんか?」が、穏やかな最期を踏みにじる理由を専門医が解説。 人は誰でも、人生の最期は、穏やかに迎えたいものです。特に、無用な医療行為による延命などは誰でも避けたいものです。しかし、時に周囲の人間の何気ない言葉、「点滴だけでもお願いできませんか?」が、穏やかな最期を台無しにしてしま …
2021-09-15 介護職の給与はなぜ低い?介護事業特有の理由を解説 一度でも、身内を介護施設に入所させた経験のある方なら、介護の現場で働く人たちの大変さに気が付くものです。仕事の内容は、「きつい・汚い・危険」のまさに、3Kの典型の仕事です。その上、給与も一般の仕事に比べ安いと言われていま …
2021-09-10 公的介護保険の認定審査会は、素人集団! 皆さんは、公的な介護保険制度による、介護認定審査会はとても優秀でレベルの高い人たちで構成されていると勘違いされています。しかし、実態は、「有識者」という名の素人が多いものです。本当に、専門である人は、認定審査会に参加する …
2021-08-24 『ボケ日和』が、大竹まことさんのラジオで紹介・パートナーは壇蜜さん 拙書『ボケ日和』ですが、多くの方に手にとっていただき、2021年8月現在、7刷りです。増刷自体が難しい時代に、このような好評をいただき感謝です。そんな『ボケ日和』の著者として、2021年8月18日、文化放送の大竹まこと …