2025-04-07 手のしびれに痛みも伴ったら、パンコースト腫瘍の可能性も考慮して鑑別に 以前、タレントの「劇団ひとり」さんが、 左腕のしびれと鈍痛で病院に受診したところ、結果は「首の骨が神経を圧迫してるだけだった」と報告していました。 脳の病気を心配されていたようなので、本人としては安心されているようです。 …
2025-02-24 頭部CT検査とは・CT撮影が有用な疾患と不要な疾患を脳神経内科専門医が解説 脳神経内科では、「頭が痛い」、「手がしびれる」、「ふわふわする」といった症状で受診される方を専門に診察します。そんな時には、まずは頭部CTを撮影します。日本のクリニックのCT保有数は100万人あたり107.2台であり、G …
2025-02-10 高齢者が突然ろれつが回らない・・その原因・発見方法を専門医が解説 高齢者の方が、ろれつが回らなくなる。そうなると、介護者としてはとても不安になります。何か病気なのか? すぐに受診した方が良いのか? 何科に受診すればよいのか? 実は、「ろれつが回らない」を診断すること自体が難しいですし、 …
2025-02-03 「点滴だけでもお願いできませんか?」が、穏やかな最期を踏みにじる理由を専門医が解説。 人は誰でも、人生の最期は、穏やかに迎えたいものです。特に、無用な医療行為による延命などは誰でも避けたいものです。しかし、時に周囲の人間の何気ない言葉、「点滴だけでもお願いできませんか?」が、穏やかな最期を台無しにしてしま …
2024-12-27 【お薦め本の紹介】人は股関節から老いる『すごい股関節 』 日常生活では、股関節を意識することは殆どありません。しかし股関節は、上半身と下半身をつなぐ「要」です。そのため23 もの筋肉が関与して、6方向に自由自在に動かすことができます。そんな股関節の寿命は70~80 年といわれて …
2024-12-11 認知症専門医が、認知症予防のためにイチョウ葉エキスを薦める7つの理由 日々の認知症外来では、認知症のサプリメントについての質問をよく受けます。「少しでも患者さんの認知症の進行を抑えたい、改善させたい」という切実な思いを感じます。そのため、「医師から処方される薬以外に何かプラスになるものがな …
2024-12-02 運動で認知症を予防するブレイングボード®が特許取得 ブレイングループが開発したブレイングボード®。認知症予防、受験勉強、さらに美容・ダイエットにまで効果を見せています。そんなブレイングボードが特許を取得できました(特願2017-205137)。何度も書類のやり取りをして、 …
2024-11-06 突然死だけはなりたくない!リスクを下げる適切な人間ドックとは 令和6年10月17日、俳優の西田敏行さんが、76歳で「虚血性心疾患」により、自宅で倒れているところを発見されそのまま死亡が確認されました。前日まではお元気であったようですから、いわゆる突然死です。 できれば突然死は避けた …
2024-10-09 じっとしていることが苦手な人にトレッキングポールを使った歩行瞑想の薦め 最近、瞑想の効果が科学的にも明らかになっています。具体的には、ストレス・不安の軽減、免疫力の向上、痛みの緩和、集中力の向上、感情のコントロール、記憶学習能力の向上などです。いずれも瞑想の効果が証明されています。ということ …
2024-09-27 【お薦め本の紹介】老後ひとり難民 by 沢村香苗 認知症外来でも、いわゆる「おひとり様」の患者さんがいらっしゃると医療サービスの提供としてはお手上げです。老後に頼れる人がおらず、ひとりになれば、「おひとりさま」というポジティブな呼び方とはかけ離れた、厳しい現実と向き合う …