昼食後の倦怠感は、血糖値スパイクが原因?・・血糖値スパイクドクターの提言⑤

昼食後の倦怠感は、血糖値スパイクが原因?・・血糖値スパイクドクターの提言⑤

血糖値スパイク(=食後高血糖)をもつ総合内科専門医として、令和2年4月からリアルタイム血糖値測定器「フリースタイルリブレ」を継続して装着しています。リブレによって頻回に血糖が測れることで、昼食後の血糖値の上昇に驚いています。同時に、同じお弁当を食べても上がらない方もいらっしゃり、体質の違いを感じています。

そもそも、私は昼食後に、急激な眠気に襲われるので、いつも10分程度仮眠をとることを習慣にしていました。血糖値スパイクに気が付いてから、昼食の内容にを気を付けて、血糖が上がらないようにすると眠気がなくなり、仮眠も必要がなくなりました。どうも、血糖値スパイクが、原因であったようです。

しかし、本来昼食は血糖値スパイクが起こりやすいのです。

  • 糖質の多い食事になりやすい:昼食が外食であれば、そば、うどん、ラーメン、お握り、いなりずし、チャーハン、カレーライスなど糖質中心のメニューになりがちです。そのうえ、糖質に糖質といった組み合わせにもなりやすく、血糖値が上がりやすくなるのです。
  • 食事時間が短い:私の経験では、食事に90分かければ、どんなに高カロリーな食事でも血糖値スパイクは起こりません。しかし、昼食などは、5〜10分程度で済ませている方が多いのではないでしょうか?

血糖値スパイクを防ぐには、昼食のメニュー選択はとても大変です。外食でも、糖質オン糖質は避け、ご飯の量を半分に減らすなどの対応が必要です。できれば外食でなく、お弁当で糖質を少なめにしたいものです。コンビニで購入の場合ならば、ご飯の代わりに、サラダ、お豆腐、納豆などにして、おかずを購入する組み合わせがお勧めです。

いずれにせよ、食後の血糖値は、個人差がとても大きいものです。一度はフリースタイルリブレを装着して、自身の持続血糖値の測定をお薦します。詳細は以下のサイトも参考になさってください。


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