大学入試の際には相当英語を勉強しました。博士号取得の際には、英語で論文も書いたのに、満足に英語をしゃべることができない。そんな思いから手に取った本です。英語の勉強法も進化していることが分かります。
- 古き良きものは尊重し、最新の技術はどんどん取り入れていく。 温故知新の精神で講義を進めたいと思います。
- AIの時代だからこそ、世界の人々と、英語を話してコミュニケーションをするスキルがますます重要になると思います。
- 文字の上では意味を取るために単語間にスペースがありますが、 話されるときには単語間のスペースがなくなる と考えてください。
- 単語間のスペースがなくなるときに、さらに面倒な現象が起こります。何が起こるかというと、リエゾンという現象です。リエゾンというのはひとことで言うと、「つながる」ということ。
- ルールを知らずに英語のラジオを聴き続けたとしても、雑音にしか聴こえないでしょう。
- 100%ネイティブと同じ発音ができるようにならなくても、ネイティブの発音を聴きながら自分なりに発音練習をして、ネイティブに近い発音を目指していれば、ネイティブの投げてくる球は捕れるようになります。
- 英語は日本語に訳して理解するものではない
- 語単位ではなく、ある程度まとまったカタマリ、つまり「パッセージ単位」で耳に入れていく訓練をしていきます。最初は100語くらいの英語から始めてだんだん長くしていきましょう。英検やTOEICのような試験の問題を使って勉強するのもよいでしょう。
- 英語でスムーズにコミュニケーションをするには、「直読直解」つまり 最初から英語を英語のまま理解するという訓練をするのがベスト です。
- 映画やドラマを使った学習というのは、そもそもある程度の英語力がないと難しいのです。英検なら、だいたい2級~準1級ぐらいの力があれば、NetflixやDisney+を使った学習というのは非常に効果的です。
- 「英語を聴く、意味を調べる、発音の仕組みを確認する」を繰り返す。自分の弱点を確認するのを忘れずに
- スピーキング力を上げるには、「マインドセットがまず一番」 で、その次に実際のやりとりの練習が続きます。
- 「実力がない」のではなく「実践しないこと」こそが、英語が話せない根本的な原因であることをわかってほしいのです。
- 結局話さないことが話せない原因なんです。もうPは十分です。すぐにDに行ってください。
- 多くの人にとっては「ネイティブ並みに話す」必要がないんです。
- 皆さんが スピーキングを実践できる最も手軽な方法はオンライン英会話 ではないでしょうか?
- オンライン英会話を毎日1回、無理ならば週に2~3回でもすることによって、 英語学習がスピーキング・ドリブンつまり、スピーキングで 牽引 して英語の学習をする形 ができます。
- オンライン英会話の話し相手を選ぶ際、初心者の方におすすめなのが、「ノンネイティブ」の講師です
- おすすめしたいのが「英文添削アプリ」の導入です。ちょっとしたやり取りでもこれを利用することで、正しい英文でやり取りすることができます。
- 翻訳ソフトのレベルはTOEIC900点だそうです。
- DeepLやGoogle翻訳のような最新の機械翻訳システムを上手に活用するためのポイントは、 日本語と英語の差異を意識した日本文 をつくるということ
- 英語にする」ことを逆算して、スッキリした日本語に整える作業を「プリエディット」と言います。
- 英語学習者全員が、生成AIを積極的に活用するべきだと思っています。
- 参照枠(CEFR:Common European Framework of Reference for Languages)での入力 がおすすめです。CEFRとは世界で用いられている言語の達成目標の基準で、言語の枠や国境を越えて、外国語の運用能力を同一の基準で尺度化することができるものです。
- ChatGPTは絶好のアウトプットの場所となります。「発音が恥ずかしい」「間違ったら嫌だな」という人でも、相手がAIなら思い切りアウトプットできる のもメリットの一つ。たくさん間違ってどんどん直してもらえばいいのです。