【お薦め本の紹介】勉強が一番、簡単でした――読んだら誰でも勉強したくなる奇跡の物語

【お薦め本の紹介】勉強が一番、簡単でした――読んだら誰でも勉強したくなる奇跡の物語

受験は誰にでも平等に与えられたチャンスと言えます。しかし著者は日雇い仕事をしながら4浪のという恵まれない環境での受験です。その中で、工夫と努力で成長する姿は感動的です。「勉強は、望まない方向へ流されていく人生の流れを変えるための、私自身が選んだ最後の道」という言葉からは、覚悟が感じられます。単なる受験本でなく、題名通り思わず勉強したくなります。お薦めです。

  • 私はただ、自分に与えられた限界を認めたくはなかっただけ
  • 私が越えるべき一番高い山は「私自身」だった
  • 勉強というのは、必ずしも机に向かってするものではない。 いつ、どこにいようが、頭のなかで数学の問題を解き、物理の法則について考えていれば、それがすなわち勉強
  • 私が知る限り、教科書で扱う内容のほとんどは生きていく上で有益な知識
  • 頭は使えば使うほどよくなる。逆に、使わなければそれだけ固くなる
  • テストとは結局、問題というインプットに対して、勉強したことをアウトプットすること
  • 教科書を読むときは、いま読んでいる内容を必要なときにアウトプットできるよう工夫しながら勉強すべき
  • 成績とは必ずしも勉強量に正比例して上がるものではない
  • これまで就いた肉体労働は7種類·····でも、勉強が一番、簡単でした
  • 簡単だから勉強を始めたのではなく、必死に勉強しているうちに簡単になった
  • 勉強を始めてみて、私はその面白さには主に2種類あることがわかった。1つ目は、 これまで知らなかった世界を少しずつ発見していくことの面白さ 勉強から感じる面白さの2つ目は、 自分の能力が拡大したことから来る快感
  • 「知」とは、人間の短い人生をより広く、深く生きられるようにしてくれるもの
  • 勉強法というのは、勉強をしながら次第に自分で身につけるもの
  • いますぐ食べていく必要に迫られ、先のことを考えたり計画を立てたりといった暇もなく、周囲の人たちの言葉だけを信じて飛びついた商売は、ことごとく失敗するしかなかった
  • 現場で働いていた頃、学校で勉強したことがないのに、信じられないほど優れた応用力と直感を発揮するおじさんたちをたくさん見てきた。知恵は本や学校でだけ学ぶものではない
  • 貧富や学歴による生活格差を、果たして本人の後天的努力のせいだとして正当化できるだろうか
  • これからも学ぶべきことは山のようにあり、乗り越えるべき限界も無数にあるということだ。この新しい限界を乗り越えるために、私はまた靴ひもを結び直さなければならない
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