専門職≒職人?

看護婦、セラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)は専門職であり、職業意識がとても高い点はとても尊敬できます。

しかし、職人のレベルから脱皮できない方が多いのも事実です。

自分自身の技術・経験の研鑽には熱心ですが、組織や仕組みに無頓着な方が多いのです。

そのため、ある一定の規模になると、人事、教育、営業、会計のすべてに問題が生じます。

具体的には

 ①人事

   採用に計画性がなく、結果として、労働条件の改善ができずに、少数のスーパースターに依存する組織となる。

 ②教育

   システムがなく、昔ながらの“先輩の背中を見て覚えなさい”のレベル。

   若い人を教育することで、自らが勉強する仕組みが構築できない。

 ③営業

   仕事を頂くという姿勢がなく、営業という概念が乏しい。

   結果、自らのサービスを世間に知ってもらうことができない。


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 ④会計

   売上が変わらずに、人件費だけ増えていったらどうなるのか?

   利益を出して、納税することも社会貢献という考えが乏しい。

   まったくのどんぶり経営で、いずれ行き詰まります。

 

専門職の仕事は、見方を変えれば、地域の社会資本です。

個々の職人的気質によって、消滅することは許されません。

組織化・仕組化する必要があります。

ソフィアメディさんは、グループ内に医師がいないにもかかわらず、当グループの約10倍の訪問看護ステーションの規模を持っています。

当グループには、医師がおり、ライバルのステーションも見当たりません。

今後、3年間で約4倍の規模になるよう、経営計画を立てる予定です。

地域には、本来なら必要な訪問看護や訪問リハビリのサービスを受けていない方も多く見えます。

当グループのためだけでなく、地域のためであることを肝に銘じて、目標達成していきたいと思います。

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