小説としてもとても面白い本ですが、[ガネーシャの課題] をやらなければ何の意味もありません。長谷川家では第151回の家族会議で課題の一つ「やりたくないことを全部書き出し、やりたいことに転換」を実践しました。まさに目からうろこの体験となりました。是非、一読後の実践を。
- 人が偉業を成し遂げるためには、ただの夢やのうてバクちゃんお墨付きの〝本物の夢〟が必要
- 人間ちゅうのはな、経験してへんことにはどこまでも不安を広げてまうもんやねん。そんで、不安が大きゅうなればなるほど、ますます行動できへんようになる。その結果、世の中のほとんどの人が、『不安で作られた鉄格子』に囲まれたまま一生を過ごしていくことになるんや
- 人が生きる上で一番大事なことはな、本当につらいときに『助けて』と口に出して言えること
- ビルの上から放り投げてええのは、自分の体やのうて、プライド
- 夢にはな、ものごとの『意味』をまるっきり変えてまう力があるんや。これまでは面倒でしかなかった作業、ありふれた風景や出来事……何の変哲もなかったものが特別な意味を持ち、とてつもない輝きを放ち始める。それはつまり、人生が輝き出す
- 夢を『持つ』のと『かなえる』のとは別の話だ 志もハングリー精神もないやつが夢だけ持っても、例えるなら終身刑の囚人が『るるぶ』を差し入れられたみたいなもん
- 「夢を見つけるための第一歩はな、自分が『本当に好きなこと』を見つけること
- 人からの評価を優先することで、自分の気持ちが分からなくなる
- 「ほんまの好きいうんは、他の人間は一切関係ないねん。『世の中の人全員が嫌いだと言っても、自分はこれが好きだ』って言えるもんが、ほんまの好き
- うまくいっているときは、誰もが自分を信じることができる。 でも、本当に大事なのは、自分を信じられなくなるような出来事に見舞われたときこそ、自分を信じること。
- 『夢』ちゅうのは、『長期の欲求』
- 不安や恐怖ちゅうのは誰もが感じるものや。ただ、こういった負の感情から 逃れようとするのか、これも自分の一部だと受け入れて前に進むのか。その違いが両者を分けるん。どれだけマイナスに思えるものでも、その裏側には必ずプラスの意味が隠れてるからな。
- 神経は『神を経る』と書くけどな。まさに神様は、痛みを通して自分らに大事なことを伝えてんねん。人は、痛いと感じるからこそ、やり方を変えられる。また、筋肉痛のように、痛みを経ることで成長して前よりも強くなることができる。
- 本物の夢〟ちゅうのはな、自分と同じ痛みを持つ他者を救うことで、自分を救うこと
- 人間の目は、自分自身を見ることはできない。自分の目に映る、自分以外のものを見て、そこに近づき、経験することで『自分とは何か』『自分は何のために生きているのか』を知ることができる。自分の目に映る『自分以外の美しさ』に惹きつけられることで、人は、自分の『生きる意味』を知ることができる