2022年4月から、三人娘の三女が東京で一人暮らしを始めます。父親としては、いろいろなことが心配なのですが、命に係わる「首都直下型地震」を最も懸念しています。そのため、できるだけ新しくて耐震性のあるマンションを選びました。しかし、いざ地震が起きた場合、大都会東京で一人でサバイバルしてもらわなければいけません。
親バカですが、そのために父親として以下の2つを用意しました。一つ目に購入したものが非常用トイレです。実際、名古屋の自宅には、数種類の非常用トイレを準備しています。娘には、断水しても便座に被せて排尿・排便をして、その後、抗菌凝固剤で固めたのち、ごみとして捨てられる商品を送りました。断水は、地震ばかりでなく地域の事情でおこることもあります。昨年、当院の周辺でも、上水道の破裂で水が出なくなったことがあります。そんな時にも重宝しました。
もう一つが、寝袋です。私は学生時代いつも車に寝袋を積んでいました。そして友達の家に泊まる際には、寝袋を使用していました。寝袋はとても暖かく、ちょっとした閉塞感が気に入っていました。地震などの災害で、ライフラインがとまってしまうと冬場などでは寒さ対策が大変です。仮に夏であって、野宿する必要があれば寝袋は活躍します。災害で体育館に避難している人たちが、毛布にくるまって震えている姿を見ると、寝袋があればと思います。
私が三女のために用意した非常用トイレと寝袋は、普通のご家庭にも常備することがお薦めです。