お預かりする責任を痛感・・グループホーム夏祭り

2014-09-01

平成26年8月24日(日)、私が代表理事を務めるNPO法人グッドシニアライフのグループホームで夏祭りがありました。高齢者を預けっぱなしにして、家族が殆ど訪れない施設もあります。しかし、当グループホームでは毎年9割以上の家族が参加されます。そして、今年は、何と18家族全員の方が参加してくれました。

利用者さんの中には、曾孫さんも含め7人の家族が参加された方も見えました。お昼に、スタッフも交え総勢70名の方が、それぞれの部屋や、リビングで食事をとる姿はとても微笑ましいものでした。それとともに、それだけ大事な方をお預かりしている“責任”を、強く感じました。

会が終わり、帰宅される時は、皆さんの複雑な心境が伝わってきます。言葉には出しませんが、少し寂しそうな入居者さん。後ろ髪を引かれる思いで、帰られるご家族の方々。誰もが、本当は自宅で看たいのですが、認知症の程度からそれは不可能です。認知症の入居者さんも、若い方々へ負担をかけることを望んではいません。昔のように、誰かが人生を犠牲にして、介護をする時代ではありません。皆が知恵を出し合い、社会で介護を支えていく時代なのです。


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当日は、日曜日にも関わらず、民生委員、区長、市の担当者の方も参加していただけました。忙しい経営者仲間によるNPO法人のため、当初は運営の不手際も多かったものです。開設して10年、グループホームの名前、わいわい(和居和居)、がやがや(我家我家)の通り、とても良い施設になったと思います。これも、利用者さま、ご家族、地域の方々のお蔭だと思います。

我々にできることは、ご家族に入居させた後悔をしてもらわない事です。今後も、“預けて良かった”と言ってもらえる運営を目指したいと思っています。

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