突然死の“カラータイマー”・・大腸憩室

2014-10-20

人間は、過度にストレスがかかると交感神経が過剰興奮します。そうすると循環器系に負担をかけ、心筋梗塞や脳出血を引き起こします。ナンバーワン・セールスマンが40歳代で急死することも、これが原因です。最近では、交感神経の過剰興奮が癌の原因にさえなると言われています。

さて、自分には突然死しないための“カラータイマー”が内蔵されています。大腸の憩室です。大腸憩室とは大腸内壁が外側に袋状にふくらんだもので、成人の場合、10人に1人の割合で見つかります。憩室があるだけでは症状はありませんが、炎症を起こすと大腸憩室炎により腹痛を引き起こします。自分は3年前に憩室炎で入院をしました。それ以降、ストレスが重なると左下腹部がうずきます。交感神経の興奮が、白血球の中でも顆粒球系を刺激する結果です。実は、それが”無理をしてはいけない信号“となるのです。ストレスで吹き出物がでることも、同じ原因ですから注意が必要です。

先月も平成26年9月20日の卒業プレゼンのために緊張はピーク、左下腹部の痛みも始まってきました。深呼吸を心がけ、食事量も減らし、腸の負担を減らすことで痛みを紛らわせていました。


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何とか9月20日に卒プレも終了。9月23日からは、高校時代の仲間と高山へ温泉旅行に行きました。そうするとすっかり痛みも消失。普段以上のお酒と食事を摂っても問題ありませんでした。旧友との楽しいひと時が、一気に交感神経の興奮を鎮めてくれたのです。まさに、大腸憩室は私を突然死から遠ざけてくれる、“カラータイマー”なのです。

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