在宅医療は、晩酌の敵? 

1人でも多くの医師に取り組んでもらいたい在宅医療
しかし、それを阻むものがあります
庶民のささやかな楽しみ、”晩酌”です。

以前、新規開業した同級生に
在宅医療のアドバイスをしたところ、
『在宅医療に取り組むと、夜お酒飲めないの?』
という質問を受けました。
自分自身は、お酒が弱いため
晩酌の習慣がありません。
しかし、晩酌を楽しみにしている先生方は
結構いらっしゃいます。
彼自身、初めて在宅での看取りを経験したのですが、
状態が悪化した数日は、晩酌を控えたそうです。
『在宅医療をすると、晩酌できないんだ・・』といった同級生。
結局、在宅医療には取り組んでいないようです。

在宅医療に取り組もうとしている先生方には
あまり言えませんが、
在宅患者さんがいれば、晩酌だけでなく
家族旅行にもいけません。
自分も開業後10年間は、
海外はもちろん、国内も泊りがけは不可能でした。
家族旅行は、自宅から30分離れた
名古屋駅のホテルでした。
但し、交通費がいらない分
ちょっとした贅沢をして、
それなりに楽しんだものでした。
在宅医療を行っている先生の中には、
日程をやり繰りして
ようやくディズニーランドに着いた途端
患者さんが、亡くなりいったん戻り
再び、ディズニーランドに戻った方さえいます。


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しかし、晩酌や家族旅行も犠牲にして
得られる喜びが
在宅医療にはあるのです。
最近では、橋本先生のお蔭で
在宅医療で得られる喜びと、
家族旅行の自由も得ることができています。
改めて橋本先生に感謝です。

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