講演後の手紙 ③

認知症のご家族からのお手紙の中で、認知症患者さんにより、家中に尿臭が漂い、家族関係が悪くなると言う話も良く聞きます。

真夜中に便で汚れた畳を、夫婦で涙を流しながら雑巾で拭いていた。

これが現実です。

我が家も、呆けた爺ちゃんが入ったあとの湯船に、ウンコでまみれたトイレットペーパが浮いていた事がありました。

一番風呂にこだわっていた爺ちゃんに、まず風呂に入ってもらいお湯を入れ替えたものでした。

現実の認知症介護は、何が起こるか分からない大変なものです。


長谷川嘉哉監修の「ブレイングボード®︎」 これ1台で4種類の効果的な運動 詳しくはこちら



当ブログの更新情報を毎週配信 長谷川嘉哉のメールマガジン登録者募集中 詳しくはこちら


不思議とそんな時は、介護者自身も仕事や子育てで忙しいため更に大変です。

しかし、言えることは、苦労した両親の姿を必ず子供さんは見ていることです。

私自身も、忙しい中、懸命に介護をしている両親に敬意を持ったものでした。

そんな話を、認知症のご家族にお話しすると、少し勇気付けられるようです。

認知症の元家族として、ご家族を勇気付けられるアドバイスができればと感じています。

長谷川嘉哉監修シリーズ