先日、ブレイングループでは年に一度の「経営方針発表会」を開催しました。
この発表会は、グループの全社員が集まり、経営者がこれからの方向性を語り、各部門が新年度の目標を発表する、いわば“ブレインの文化”とも言える行事です。単なる数字の報告会ではなく、私たちの想いとビジョンを再確認する、いわば「心を揃える日」。今年も非常に濃い、そして感動的な1日となりました。
目次
1.優秀賞に感動9
今年も9部門から、昨年度の成果とともに売上や営業実績を中心にした新年度の行動目標が発表されました。そのどれもが実に高いレベルで、数値目標だけでなくその裏にある努力や工夫が垣間見えるプレゼンばかりでした。全員が本気で目標に向き合っている姿に、私自身何度も胸が熱くなりました。
そして、発表後に表彰されたのが、特に優秀な成果を上げた3部門。おめでとうございます!まわりの拍手が止まらなかったのも印象的で、あの時間はチームで頑張ることの意味を再確認できたひとときでした。
2.もっとも心に残ったのは、「お帰りなさいで賞」
今回の発表会で私がもっとも心に残ったのは、「お帰りなさいで賞」の表彰でした。この賞は、産休や育休を経て復帰してくれたスタッフに感謝とエールを送るものです。育児と仕事の両立は決して簡単なことではありません。私自身、三人の娘の親として子育ての大変さも喜びもよく知っています。そんな中で、育児という大きな責任を果たしながらも、また私たちの職場に戻ってきてくれた仲間には、本当に頭が下がる思いです。
3.私たちブレイングループは「くるみん認定企業」
私たちブレイングループは「くるみん認定企業」でもあります。「くるみん」とは、子育てサポートに積極的に取り組む企業に与えられる、厚生労働省の認定マークです。認定を受けるには、育児休業の取得率や復職率、職場復帰後のサポート体制など、多くの基準をクリアする必要があります。
一見、売上や利益の方が「企業の成果」として分かりやすいかもしれません。でも、私は心から思います。くるみん認定こそ、私たちがもっとも誇れる成果の一つだと。
なぜなら、子育てと仕事を両立できる環境があるからこそ、人が安心して働ける。そして、安心して働けるからこそ、仕事にも全力で向き合える。これは「働きやすさ」が「成果」につながっていく、まさに私たちが目指している形そのものなんです。
4.まとめ
この日、壇上に立った復職スタッフの笑顔を見て、私たちはまた一歩、理想の職場に近づいていると実感しました。今年もブレイングループは、社員一人ひとりの人生を大切にしながら、社会に価値を届ける企業であり続けたいと思います。数字も大事。でも、想いと人をもっと大事にしたい。そんな私たちの「らしさ」が、くるみんというカタチになって表れていることを、心から誇りに思います。

認知症専門医として毎月1,000人の患者さんを外来診療する長谷川嘉哉。長年の経験と知識、最新の研究結果を元にした「認知症予防」のレポートPDFを無料で差し上げています。