やはり食事は大事です・・スーパーサイズミーを観て

2014-01-31

先日、DVDで『スーパーサイズ・ミー』を観ました。この映画は、2004年に公開されたアメリカのドキュメンタリー映画で監督・出演はモーガン・スパーロックです。モーガン・スパーロック自身が1日に3回、30日間、マクドナルドのファストフードだけを食べ続けたらどうなるかを記録したものです。この間、健康のための運動はやめ、彼の身におこる身体的・精神的な影響について記録しています。

実験を始めるにあたり、3人の医師による健康診断を受け、身体的には健康であるとのお墨付きをもらっていました。当初3人の医師は、実験について影響を与えるだろうが、それほど劇的な変化は無いだろうと予測していました。

実験のルールは以下の通りです

① 一日に3回マクドナルドの商品を食べる
② マクドナルドのメニューの全てを一度は食べる
③ メニューに無いものを買わない
④ 「スーパーサイズ」にするか聞かれたら、必ず「スーパーサイズ」にする

実験開始20日後、楽観視していた医師たちの態度が変わります。肝臓は「脂肪肝になり始めている」と、深刻な心疾患を避けるためにすぐにでも実験を中止するよう助言されています。いつ救急車で運ばれるか分からない状況にあると通告されていました。見ている我々にも、深刻さが伝わってくるほどです。この警告にも関わらず、スパーロックは最終日まで実験を続けました。スパーロックは当時33歳、身長188cm、体重84㎏、体脂肪率11%、と、健康体であったのですが、30日後、体重は11㎏増え、体脂肪率は18%になっていました。この実験の終了後、正常時の体重84kgに戻るのに1年と2ヶ月を要したそうです。


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ちなみに、『スーパー・サイズ・ミー』全米公開の一ヶ月前の4月19日、映画の中でスパーロックが会いたがっていたマクドナルドのCEOジム・カンタルーポが60歳の若さで急死したそうです。

ご覧になると食事の重要性が認識できますので、心臓に病気を持っている方には特にお勧めです。

 

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