平成27年5月5日、『映画ビリギャル』を見てきました。原作でも相当感動していたので、逆に映画で幻滅しないか心配していました。しかし、ゴルフのラウンド後の疲れた身体でも、全く眠気を感じることなく、しっかり楽しめました。
原作と映画のいずれでも印象的だった言葉をご紹介します。
・ ダメな人間などいません、ダメな指導者がいるだけなのです
・ 子供の補導は子供との絆を深める良い機会
・ ”このお金の重み分かる?“
・ 途中で目標を下げると、人間、どこまでも低い方に流れていく
・ 親は誰でも、赤ちゃんだったころのわが子を無条件に愛し、守っていこうと心に誓ったはずなんです
・ Where there is a will, there is way. (意志のあるところに、道は開ける)
どれも意味深い言葉です。
私も受験生時代は死ぬほど勉強しました。高3の冬休みに家の外に出たのは、郵便受けに年賀状を取りに行っただけでした。睡眠・食事・入浴以外は勉強。16時間は勉強しました。医師になってからも含めて人生49年間、受験以上につらい経験したことはありません。映画の後半では、そんな記憶も思い出し大感動でした。
ちなみに、主人公の出身中学・高校には、私の三女が通っています。映画全体で、見慣れた風景、名古屋弁が交わされています。両親とも名古屋人であるネイティブな者からすると、少し流暢さが足りません。しかし、主役の有村架純さんの可愛さで帳消しです。原作・映画、ともどもお勧めです。