先回までに熱く紹介させていただいたベルリンフィル・デジタル・コンサートホールですが、現在はパソコンに外付けのスピーカをつけて楽しんでいます。
しかし、これだけの音と映像に、このシステムではもったいない限りです。
何とか、最近の大型液晶TVで映像を楽しみ、音はオーディオシステムから出したいものです。
そのためには、TVにインターネット情報を取り込む必要があります。
ベルリンフィル・デジタル・コンサートホールではソニーと協力して、音と映像が見られるようですが、ソニーの最高級機種に限られているのが現状です。
海外では、通常の放送局からの番組以上にインターネット配信の番組が積極的に視聴されているようです。
今後は、日本でもこの動きが加速しそうです。
もう少し、手が届くようになれば、ベルリンフィル・デジタル・コンサートホールのためにTVも購入したいと思います。
もう一つ、今回“所有から利用の時代”になることを実感しました。
最近では、不動産をはじめ音楽ソフトも完全にその動きです。
我々の世代では、ベルリンフィル・デジタル・コンサートホールの莫大な記録を自分のものとしてDVDにでも落として所有したくなるのですが、これはできません。
しかし、考え方を変えれば、年にわずかなお金を払えばいつでも視聴できるわけですから、ある意味所有しているわけです。
そのための無駄なコストやスペースの確保を考えると合理的です。
インターネット配信はこの、“所有から利用の時代”にのってますます普及することは、間違いないと思います。