当グループの橋本先生のブログから、今年は伊勢神宮と出雲大社の式年遷宮が同時であることを知りました。特に、出雲大社の式年遷宮は60年前後に一度のため、間違いなく次の式年遷宮にはこの世にいません。そのため、平成25年11月22日から24日かけて伊勢神宮、途中京都の北野天満宮によってから出雲大社に出かけました。
混雑が心配であったため、伊勢神宮には朝の6時には到着、さすがに人もまばらでゆっくり参拝することができました。朝早いので、おかげ横丁も閉まっていますが、さすがにその向かいの赤福は開店しています。朝食代わりに、赤福餅を3個堪能しました。
その後、新名神を通って京都の北野天満宮に着くと、受験本番前のためか比較的すいています。ゆっくり時間をかけて次女の大学合格を祈祷してもらいました。あとは本人の努力次第です。祈祷後は、北野天満宮の前で三百年以上続く粟餅の茶店“粟餅所澤屋”で粟餅を堪能しました。
出雲大社には、11月24日の早朝6時にお参りしました。この日は、相当凄い人になる予想でしたが、さすがに早朝もなると人はまばらです。宿の方に教えてもらった通り、途中真っ暗な中、稲佐の浜で砂を集め出雲大社に奉納し、代わりに清められた砂を持って帰ってきました。出雲大社の西にある稲佐の浜は古事記の中でも「伊那佐の小濱」として登場します。ここ稲佐の浜は神話の舞台でもあるのです。旧暦の10月神在月(かみありづき)には、ここの浜から八百万の神々が上陸、「神迎神事(かみむかえしんじ)」が執り行われます。出雲の歴史を語る上で非常に重要な場所ともいえます。
伊勢神宮の20年後の式年遷宮の年は、私は67歳です。何とか生きていたいです。次女の大学入試の結果も気になります。しかし、次の出雲大社の式年遷宮には間違いなくこの世にいません。日々の人間の生活に比べて、神社仏閣のスケール感を堪能するともに、美味しいものも堪能できました。