2021-12-22 ゆっくり・しっかり噛むことは万病(糖尿病・肥満・生活習慣病等)を防ぐ 生活習慣が原因としての糖尿病患者さんが急増しています。生活習慣のなかでも食事の習慣は、影響が最も大きいものです。ところが糖尿病患者さんからすれば、食事療法はわかっていても実行・継続が難しいものです。しかし、食事内容が同じ …
2021-12-21 アルツハイマー型認知症が血液検査でわかる日が来る? 血液検査で認知症の早期診断を行う技術が開発されています。今現在の医療では、ある程度症状が進行しないと認知症の診断はできませんが、もし、発症前に血液検査で認知症が診断できれば、早期治療につながります。今回の記事では、血液検 …
2021-12-20 胃腸風邪:判定方法と感染予防方法を総合内科専門医が解説 感冒の流行で代表的なものはインフルエンザですが、突然の嘔吐や下痢で発症する胃腸風邪にかかる方も少なくありません。 胃腸風邪は感染力が大変強いため、いったん流行ると、小児から大人さらには高齢者まで、広範囲に感染が広がります …
2021-12-16 【お薦め本の紹介】「空腹で歩く」と病気にならない 日本人の朝食神話は現代社会では間違っているとさえ感じています。大人になれば、朝食は抜きの方がメリットは多いと考えています。どうしても何か口にしたいのであっても糖質は最低限にしてほしいものです。そこに、運動を加えるとさらに …
2021-12-14 言葉に騙されてはいけない!低温やけどの重症度は低くない 高齢者の多い私の外来では、毎年冬場になると、「低温やけど」の患者さんが増えます。ご家族も、「低温やけどをしてしまいました」と軽く報告をしてくれます。しかし「低温やけど」は「低温」という言葉から軽く考えがちですが、重症度は …
2021-12-13 高齢者の低血糖発作に注意!認知症や脳血管障害、さらには命のリスクも 糖尿病の治療は、血糖を下げることが大事です。しかし、高齢者の場合は、副作用としての低血糖に注意が必要です。高齢者は、若い人に比べ低血糖発作を起こしやすく、さらに周囲からも気づかれにくい特徴があります。その上、いったん低血 …
2021-12-10 頬の内側を噛んでしまう癖は自傷行為?‥専門医も体験 先日、映画を見ていると死体の検案で口腔内をチェックして、頬の内側の傷から、被害者がストレスにさらされていたと予想されているシーンがありました。これは頬粘膜歯圧痕といい、自傷行為の一種と見られています。実際、うっかりやって …
2021-12-09 【お薦め本の紹介】面白くてためになる『三千円の使いかた』 今話題の、原田ひ香さんによる「三千円の使いかた」をご紹介します。題名で、思わず購入してしまいました。小説としても引き込まれてしまいますが、随所に金融知識がちりばめられています。一読すれば、物語として楽しめて、すぐに使える …
2021-12-08 医師が勧めるおかゆの作り方・体力を回復する方法と栄養面の知識も 外来をやっていると、「風邪を引いたのでおかゆ(お粥)を食べました」と言われれる方が結構いらっしゃいます。下痢などの消化器症状でお粥を食べることは理解できるのですが、「体調を崩したときはまずお粥」という信仰に近い考えがある …
2021-12-07 脳神経内科医が歯周病の検査をする日がやってくる理由を専門医が解説 先日、アンチエイジング歯科学会でシンポジストとして登壇させていただきました。普通シンポジウムというと形だけで、何の結論もなく終わることが多いものです。しかし、今回は大阪大学大学院の天野敦雄教授と、糖尿病専門医の西田亙先生 …