【お薦め本の紹介】60歳までに「お金の自由」を手に入れる!

【お薦め本の紹介】60歳までに「お金の自由」を手に入れる!

自分は年間100冊程度の本を読みます。そして、なぜ本を読むかといえば、「人生を変えるような本に出合うため」です。今回の本は、題名からすると、とてもそんな本とは思わずに手にしたのですが、内容は秀逸です。こんな本に、一歳でも若い時代に出会えた人はとても幸せだと思います。超超超お薦めです。

  • 本書でお伝えしたいことは、「イヤじゃない仕事に就くことの重要性」と「老後のための資産運用の重要性」
  • 人間は還暦前後になると、それまで「イヤじゃなかった仕事」でも、大なり小なりイヤになるもの
  • 株式投資をする目的は、「老後の資金を形成するため」です。もっと言えば、「 60 歳で、イヤな仕事から解放されて、楽隠居をできるようにするため」
  • 何十年も前のような「老後は年金だけで安泰」などという時代は、もう二度と来ないと断言できます。ですから、「老後の安心」は「自力で創るしかない」の
  • 株式投資は、目先のお金儲けのためにするものではないのです。 10 年先、 20 年先(いや、もっと先)にやってくる「 60 歳──もういい加減、働くのは勘弁して欲しいという年代」に備えて、長期的な資産形成をするための手段が株式投資
  • 今から 10 年後の2032年には、「きちんと備えておかなかった人は、『イヤでも死ぬまで働く』」という社会になる
  • 人生において、お金と時間は重要な要素だが、それだけではダメだ。若いうちは、仕事を通して社会に貢献するという部分がなければ、その人生は有意義なものにはならない
  • 60 歳というのは、「格好の辞め時」だと思うのです。社会貢献は、ちゃんとやった。お金はある程度貯まった。さりとて、肝心の「人生の残り時間」は少なくなった。だから、「格好の辞め時」
  • 2021年の時点では、男性の健康寿命は 72 歳くらい、女性の健康寿命は 75 歳くらい
  • 「エターニティ(Eternity)」の意味ですが、直訳は「永遠、永久」です。本書で、「エターニティ」の意味するところは、「自分の金融資産残高(=『自分年金』の積立金残高)が永久に枯渇しないようなシステムを 60 歳までに構築してしまう」 ということです。
  • 「満たされた人生」ランキング。 1位 「現在、大好きな仕事をしていて、死ぬまで今の仕事をしたい人」であり、かつ「経済的な意味で、通常の生活には困っていない人」の人生 2位 「イヤじゃない仕事に就いてきて、リタイアできる充分な資産を形成できたので、仕事をいつでも辞められる(または、辞めた)人」の人生 3位 「現在、大好きな仕事をしていて、死ぬまで今の仕事をしたい人」ではあるが、「経済的な意味で、困難が伴う人」の人生
  • きちんと勉強して、ファイナンシャル・リテラシーのレベルを上げれば、(物価変動調整後で)総じて『年率4%』の利回りが期待できる」ということは、充分に正しい
  • 「早く辞めたい」ということは、よっぽど「イヤな仕事」をしているのだということです。実は、重要なのは早く辞めることではなく、「イヤな仕事」を「イヤじゃない仕事」に変えること
  • 「辞めようと思えば、いつでも辞められる状態」のことを「Exit Optionを持っている」という言葉でずっと捉えてきました。「Exit Option」とは「出口を選択する権利」
  • 世の中の人は、あまりにもリスクを取りたがりませんし、勉強することも嫌いな人のほうが圧倒的に多い
  • 今まさに日本経済はインフレ基調に転換しているのに、「額面上は無リスク」の定期預金にお金を寝かせておくことは、まさに「リスクをまったく取らないことこそがリスクである」ということの典型的な例
  • 「運用能力」という「専門能力」は、ひとたび身につけてしまえば、失うことはない
  • 「勉強する」ということは最大のリスクヘッジである
  • しっかりとした土台を築いておいて、氷山の一角だけを食べて暮らしていくんだ。それが『経済』を本当に知っている人のやることなんだよ。
Amazon紹介ページ
error: Content is protected !!
長谷川嘉哉監修シリーズ