先日、矢吹紘子さんの『99歳ユダヤの実業家が孫に伝えた無一文から大きなお金と成功を手に入れる習慣』を読みました。先回紹介した『億男』で、お金の教育の重要性を痛感したのでとても学ぶことがありました。御紹介します。
1) ビジネスオーナーは70%の専門家であるべきだと思っている。これ以下だと、実務に支障。それ以上の完全な
専門家だと、こだわり過ぎてビジネスを軌道に乗せることが難しくなる
2) 話し合いの後に、10分でいいからまとめと自分の思うことをメモしなさい。
3) お金は、一言でいえば“インシュアランス”つまり保険。ビジネスも人生も、想定外のことばかりだから、備えすぎ
るということはない。お金には、興味(インタレスト)ではなく懸念(コンサーン)の姿勢で向き合うこと
4) 例え貯金があっても無収入には絶対なるな。金を稼ぐことは最大の攻撃であり、万が一の際の防御にも成り得る
5) 『稼げない仕事だけどやりがいがあるからやるんだ』というメンタリティは一切捨てる事。そういう自己満足的な
心構えの人には、お金は寄り付かない
6) お金の話はタブーじゃない。どんどん話せ!
7) 人は誰しも都合よく物事を判断する(つまりダブルスタンダード)、その際の最も都合の良い言い訳が『常識』
8) 払ったお金を授業料ととらえるか、無駄ととらえるかは心持次第。寛大さと浪費は裏表の関係
9) 体作りは資本づくり、稼ぐことはすなわち体を健やかに保つこと
10) 煮詰まったら、2km歩け 歩く時間は閃きを授かる時間である
11) アイロンは使い続ければ錆びないように、脳も動かし続ければ、劣化も老化もしない
12) 成功を楽しんでいる限り、お金はいつだって自動的についてくる。
どれも意味深い言葉です。子供の小さいうちから、当たり前のように家庭でお金の話をすることが重要だと感じました。真剣にお金に向き合うことなく大人になって、お金に翻弄される『億男』の主人公にはなりたくないものです。