渋滞を軽減する高速道路の合流マナー「ジッパー法」とは?

渋滞を軽減する高速道路の合流マナー「ジッパー法」とは?

私は、毎日高速道路を使って通勤しています。通常はとても快適なのですが、厄介なのが定期的な道路工事です。最近では、長期にわたって片側通行を余儀なくされるため渋滞が発生します。渋滞地点では、2車線が1車線に合流することになります。

そんな渋滞時に2車線から1車線にスムーズに合流する「ジッパー法」という方法をご存知でしょうか? 実際に走っていると、合流のかなり前から無理矢理合流する人も結構いて、ジッパー法を知らない方が大勢いるようです。今回は、渋滞を少なくする、「ジッパー法」についてご紹介します。

1.ジッパー法とは?

ジッパー法とは車線が減少する先頭(いちばん奥)で一台づつ交互に合流することです。ジッパー法では、合流するドライバーは途中で合流しようとせずに、必ず合流車線の最後まで走って合流します。そして、合流するドライバーと、本線を走るドライバーが、互いに確認しあって、1台ずつ交互に合流するように順番を譲るのです。この交互に合流する様子が、「ジッパー」が閉まっていくように見えることから命名されたのです。以前は、「ファスナー合流」と言われたこともあったようです。

名古屋高速 on Twitter: "GW ジッパー法で渋滞を少なくしよう ...

2.ジッパー法は本当にスムーズなの?

米ミネソタ州運輸省が行った実験によると、ジッパー法で合流することで、渋滞の全体の長さを最大40%短縮することができ、高速道路のインターチェンジの混雑が軽減されたそうです。

私自身は、以前から「ジッパー法」を実践しているのですが、渋滞している本線をしり目に加速車線の先頭まで行き、そこで合流することはズルしているような気分になって、視線が気になることもあります。

しかしジッパー法は、スムーズかつ安全な合流ができて、渋滞も悪化させない方法なのです。多くの皆さんに、ジッパー法のメリットを知って、実践してもらいたいものです。


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