社会人になって、“これが教養の一つ?”と思うことがあります。それは“歴史”です。社会的地位のある方は、共通して歴史に造詣が深いようです。そんな歴史好きは、大河ドラマも好きであるようです。もちろん、大河ドラマがすべて正しい歴史であるわけではありませんが、さらに歴史書も読めば完璧です。
私も歴史は大好きで、現在放送中の“花燃ゆ”も楽しんで観ています。特に幕末は、過去の大河ドラマの54本中13作で取り上げられています。幕末は多くの人材が関わっており、なかなか理解しずらいものです。そこで大河ドラマをみることで、理解の助けになります。
さらに大河ドラマでは、主人公によって“幕末”のとらえ方が異なっている点も魅力です。例えば、薩摩の視点では、「翔ぶが如く」や「篤姫」。さらに会津視点なら「獅子の時代」、「八重の桜」。幕府の視点では、「徳川慶喜」や、「新選組!」。土佐藩の視点なら、「竜馬がゆく」「竜馬伝」が代表的です。現在放送中の、『花燃ゆ』は長州の視点であり、過去には『花神』で取り上げられています。この花神の放送は1977年ですから、自分が初めて大河ドラマを見たものです。主人公の大村益次郎が、本当に美味しそうに“湯豆腐”を食べるシーンが印象的でした。
このように、歴史上の事柄を視点を変えてみることは、日々の生活でもとても大事なことです。現在の、安保法案も是非多方面から見て議論すべきだと思います。現在放送中の“花燃ゆ”、残念ながら視聴率は低いようです。自分は、ドラマによって、久坂玄瑞の人間像や禁門の変の詳細を改めて認識することができました。是非、多くの方に“花燃ゆ”を観てもらいたいものです。