我が家では毎月家族会議を行っています。そして平成26年2月9日には、第60回を迎えることができました。実に5年間続いているのですから凄いものです。家族会議といっても、議事録もあり本格的なものです。
会議の内容は、最初に先月の会議の内容の確認です。せっかく毎月行っても1か月もすれば殆ど忘れてしまいます。そこで、会議の最初に先月の復習を行うのです。子供達には、記憶の定着のための復習の重要性を認識してもらいます。
次いで、私がトピック的な内容を5分程度話します。内容は本やセミナーで学んだ良い話や、長谷川家の財産&借金の状態、遺言の内容と多岐に渡っています。最近では、オリンピックまでに“国債バブルの崩壊がおこる可能性”を説明させてもらいました。やはり勉強ばかりでなく、世の中の動きを知っておくことは重要です。
そして3姉妹の勉強・クラブの進捗状況の確認後、家族5人が1か月間でうまくっていることを3つずつ発表します。これは、大橋禅太郎さんの著書『すごい会議』を参考にさせてもらっています。
通常の会議では問題点を上げてもらうことが多くないでしょうか?そうすると、視点がネガティブなものになってしまいます。しかし、うまくいっている事を発表してもらうと視点がポジティブになります。
例えば、次女が『1か月間休まずにクラブに行けた』と言えば、彼女の主たる関心時は『クラブに行くこと』であることが理解できます。つまり親としては、問題点であろうが、うまくいっている事であろうが、個々の生活における重要な出来事を知ることができるのです。
この会議の進行方法はとても優れていて、ブレイングループの会議はすべて、“うまくいっている事”を上げてもらうことで問題把握をしています。それでいて、会議はとても明るく、前向きになるから不思議です。
現在中一の三女が、小学校低学年の頃から続いているのですから付き合ってくれている家族には感謝です。最近では習慣化しており、忘れていると子供達から声がかかるほどです。会議の内容を、少しでも人生の糧にしてもらえると嬉しいです。そして次は、第100回を目指したいと思っています。