凄い本に出会いました。
井狩春男さんの
『この本は100万部売れる』です。
2002年に出版されたものですが
全く、古さを感じることがなく
今の自分にピッタリの本です。
内容をご紹介します。
・ 本は読まれなければ意味がない。”読まれる”イコール”売れる” 売れない本は作ってはいけない!
・ ベストセラーの要因は、内容以外の要素が大事。偶然の産物で片付けてはいけない!
・ ベストセラーに悪い本は1冊もない。内容に関わらず、売れた本はすべて良い本。!
・ 本は読者の数だけしか売れません
・ ベストセラーは、平積みと面出しからしか生まれない
・ もともと本を買って読むのは、偏った人たちだけ。本が売れないのは、活字離れでなく、購買離れなのです
・ “編集者は自分も営業マンである”つもりで、”営業マンは自分も編集の一員である”つもりになって企画を練る
必要がある。
・ ベストセラ―条件:軽い、薄い、短い、身近。「これは私のために作られた本だ!」と読者に思ってもらい、瞬時に
財布を開けさえる運命の赤い糸が必要
・ 著者に必要なものは変換能力。理論と言葉が、読者の読みたい言葉に変換されない限り、ベストセラーには
ならない
・ ベストセラーのタイトルは、難しい言葉を使わない、前向き、タイトルだけで達成感、対立要素の併記、漢字による
オヤッと思わせる造語、知らないと恥ずかしいとも思わせる。お見舞いに持っていって、心が元気になるような本
出版に関わる全ての人に読んでいただきたい本でした。お勧めです。