【お薦め本の紹介】小さいよりは大きいと言われたい?「人間の器」

【お薦め本の紹介】小さいよりは大きいと言われたい?「人間の器」

人間の器と言われても、正直よく分かりません。ただし、出来れば器は、小さいより大きいと言われたいものです。今回は、愛知県出身の実業家で、伊藤忠商事会長である丹羽宇一郎の書籍「人間の器」から一部をご紹介します。

  • 「人を測る真の尺度は、自分に何の利益ももたらせない人を、その人がどう扱うかということである」
  • 人間として生まれてきたからには、自分の命を宿す器は大きくて深いものでありたい。それには、どうすれば自分の心が成長できるのかを考えながら生きていくことが大事。
  • 人間として生まれたからには、ときには自分にしかできないことを見つけて、実行してみる。それくらいの気概があってこそ、その人らしい人生になっていくのではないでしょうか。
  • ベストを尽くすが、反省はしない。
  • 自分を捨てれば、それまで見えなかったものが見えてきます。客観的に状況や事態をつかみ、その上で全体にとってよりよい方向へ向かうべく正しい行動がとれます。
  • 私は、読書は人間をつくる上で欠かせないものであると確信しています。
  • 現場主義は、ただ現場で経験して得た情報がすべてではありません。当然ですが、それをフォローする知識がなければ生きてきません。現場における経験と知識は、いわば2つの眼のようなもの。
  • 力を抜くということは、仕事に習熟した人ができることであって、力がまだついていない人がやれば、ただの脱力、すなわち手抜きになりかねません。
  • 役に立たなかったり、無駄と思えることは、後から振り返ると、人生に生かされていることに気づくもの。
  • どんな仕事でも最初はアリの精神で地べたを這うようにコツコツと努力をする時期が必要です。これが仕事の土台となります。  アリの努力をする時間を経なくては、トンボのように複眼で空から俯瞰して、先を見通しながら仕事をすることはできません。
  • 疲れを残さない仕事などあるのでしょうか?  あります。夢中になって楽しんでやる仕事は疲れません。
  • なぜ美しいのか? それは、無駄な力が入っていないから
  • 人よりも「わかる」ものが圧倒的に多いから自分は悟った、と思うようなことがあれば、そこで成長がストップしてしまいます。日々、ベストを尽くす。できることを精一杯やる。生きている限り、そうした努力を続ければ、成長が止まることはありません。
  • ですから死の間際にもっとこういうことをやっておけばよかった、しまったなどと思うのは、いささか欲張りで、往生際が悪いかもしれません。反省なんか、しなくていいのです。
  • 最後のときに、後悔というよりさまざまな思いにかられるのは、人間の業なのだと思います。
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長谷川嘉哉監修シリーズ