西川善文 ラストバンカー ~銀行員の誇り~

先日、『ラストバンカーby西川善文回顧録』を読みました。

とても面白く一気に読んでしまいました。

何しろ長谷川家は、父方の祖父、母方の祖父、そして父親、伯父さん二人、従兄とまさに銀行員一家でした。

自分自身も、自然に数字が飛び交う家庭で育ったためか、開業してからも数字に強いことは武器になっています。

西川善文<にしかわ・よしふみ>さんは、元三井住友銀行頭取で前日本郵政社長でもあります。

1997年に58歳の若さで頭取に就任し8年間務められました。

2006年1月に民営化された日本郵政の社長に就任するも、政権交代で郵政民営化が後退したため2009年に退任されています。

特に我々の記憶に新しいものと言えば、鳩山邦夫総務大臣との戦いですが、やはり、政治家の態度には怒りを覚えるとともに彼らのビジネス理論のなさには不安になりました。


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本の中にはそれ以外にも安宅産業処理、平和相銀・イトマン事件、磯田一郎追放劇、銀行大合併、UFJ争奪戦など、マスコミ報道で一度は耳にした案件の裏側が描かれており、興味深いものです。

そのためか、西川さんは、「不良債権と寝た男」とまで呼ばれていたようです。

いずれにせよ、自分は、親の仕事を聞かれたときに決して、“会社員”とはいわずに“銀行員”と答えていました。

それほど銀行員という仕事には、この国を動かしているという“気概”と“誇り”が感じられたものです。

そんな、時代のトップを走っておられた西川さんの本です。

お薦めです。

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