新聞投稿

昔から、高齢で食事量が減ってくると日本では、お粥を中心として経口摂取していました。

しかし、お粥の主体は、炭水化物です。

この状態が長く続くと、タンパク質が補充されていないため、いずれ低タンパク血症となり浮腫が出現します。

さらに続くと、尿量減少、腎不全により亡くなることになります。

現在では、そのような場合には、お粥の代わりに栄養補助食品を用います。

栄養補助食品には、タンパク質のもとであるアミノ酸、およびミネラル、ビタミンが含まれます。

そのため、栄養状態も改善され、顔色も肌の色つやも改善されます。

また、医療従事者なら皆知っているのですが、髪も黒くなり、髪の毛の量も増えてきます。


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やはり栄養状態と髪の毛は密接に関係していると感じます。

このような経験から、今回の東北関東大震災の被災者さんへの援助物質を絡んだ意見を中日新聞の発言に投稿しました。

以下の文章が、平成23年4月14日(木)に掲載されました。

 

栄養学における3大栄養素とは、炭水化物、脂質、タンパク質である。高齢により食事の摂取量が減ってくると、従来はお粥を中心とした食事摂取がされてきた。しかし、お粥では炭水化物が中心となるため低タンパク血症になる事が多い。そのため、最近では栄養補助食品として、タンパク質のもとであるアミノ酸、ビタミン、ミネラルが含まれた栄養補助食品が用いられ、効果が表れている。

さて、今回の東日本大震災による被災者の方々にも、被災地でおにぎりやパンが配給されていた。しかしこれでは、栄養が炭水化物に偏ってしまう。ただでさえ、衛生環境が悪化しているなか、わずかでも良いので栄養補助食品の追加を検討してみてはどうだろうか。

量もかさばるものでなく、肉体的にも精神的にも過剰なストレスにさらされている被災者の方々の健康の面で有効であると思われる。

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