呆けた爺ちゃんが僕に白衣を着せた!

認知症は知っておくことが、大切です。
何を知っておくべきなんでしょうか?
大切なことが3つあります。
① 症状・・認知症は物忘れだけではありません。
進行すれば、易怒性、幻覚、妄想が出現します。
これも認知症なのです。
② 段階・・認知症には段階があります。
誰も気が付かない、早期認知症
物忘れの段階
幻覚妄想といった周辺症状の段階
さらに進行して、寝たきりの段階
最後は、食事がとれなくなる段階
これら、すべての段階が認知症なのです。
③ 予防と治療
認知症は、素因と環境因子で発症します。
ですから、環境因子の改善で予防ができます。
治療は、神経細胞間の流れをよくします。
つまり、神経細胞がたくさん残っているほど
治療は有効です。
そのためにも早期受診が大切です。
では、なぜこれらを知っておくことが大事なのでしょうか?
知ることで、不安から解消されます。
結果、余裕ができ、
患者さんに対して、後悔しない正しい選択ができます
私事ですが、自分の祖父に対しては”後悔”が残っています。
そんな”後悔”から、医師の道を志、認知症専門医になったのです。
まさに、呆けた爺ちゃんが僕に白衣を着せたのです。
講演の最後は、以下で締めくくります。
どうか、今日の話を独り占めしないで、多くの方に教えてあげてください。
そして、余裕をもって、後悔しない正しい選択をしてあげてください。

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