新年からの新しい習慣・・「桑の茶」のダブル効果で血糖の上昇抑制を

新年からの新しい習慣・・「桑の茶」のダブル効果で血糖の上昇抑制を

令和5年1月の新年が始まって、殆どの糖尿病患者さんの血糖値が悪くなっています。やはり年末からお正月にかけて食事量が増えているようです。糖尿病において重要なことは食事療法ですがやはり継続し続けることは困難です。そのため外来では、お茶を飲むという生活習慣によって、血糖上昇を予防することも提案しています。

1.桑の葉の力

今から1300年前唐時代の「食療本草」にも「桑をお茶代わりに飲めば口渇をとめる」と書かれています。つまり、千年以上前から、「桑はお茶代わりに飲めば糖尿病に効果がある」と認知されていたようです。

実際に、桑の葉に含まれる、1-デオキシノジリマイシン(以下、DNJ)という成分によって、糖の吸収を抑制し血糖値を下げる働きがあることが明らかになっています。DNJは化学構造が、ブドウ糖(グルコース)に似ているため、小腸内の分解酵素がDNJに結合することで糖の吸収を遅らせます。桑の葉は、DNJを自然界で唯一多量に含んでいる植物といわれています。以下の記事も参考になさってください。

2.難消化性デキストリンとは?

難消化性デキストリンとは、小麦やトウモロコシなどの天然のデンプンから生まれた植物繊維です。粘りもなく、サラサラです。食事により摂取した糖質はブドウ糖に分解されてから、小腸で吸収されて肝臓に送られます。この小腸で吸収される際に、難消化性デキストリンの働きで糖分の吸収を抑え、食後の血糖値の上昇をおだやかにするのです。以下の記事も参考になさってください。

3.桑の葉と難消化性デキストリンのダブル効果

ご紹介したように、桑の葉にも難消化性デキストリンのいずれにも小腸からの糖分の吸収を抑える効果があります。これらの働きは、同様の働きをするものは、我々が医師が処方する糖尿病の薬にもあります。製品名でいえば、グルコバイ、ベイスンなどは同じ作用機序ですので、効果は実証済なのです。

4.「おいしい桑の茶」とは?

日常の飲茶習慣で、桑の葉と軟消化性デキストリンを摂取することもできます。ブレイングループが開発した「おいしい桑の茶」には、桑の葉茶だけではなく難消化性デキストリンが含まれています。お茶は個装されているため、1日2回食事と一緒にお湯かお水で溶かして飲んでください。食事と一緒に飲むことで、食後の血糖の上昇を防げると考えられます。

5.まとめ

食事と一緒に「おいしい桑の茶」を飲むという新しい生活習慣が、血糖の上昇を防ぎます。「おいしい桑の茶」は以下のURLからお求めいただけます。


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