毎月1,000人以上、各種認知症患者さんを診療。専門医による認知症予防や高齢者医療、介護生活に役立つブログです。

土曜日の外来

当院の土曜日の外来は、遠方からの患者さんが多くなります。 通常の開業医の場合、内科では営業エリアは500m、整形外科等で1-2kmと言われています。 そのような中、50km以上も離れ地域から当院に受診、その後定期通院して …

グループホーム ③

先回まで、紹介したように、認知症の介護においてグループホームは一つの理想だと思われます。 しかし実際は、いくつかの問題があります 運営する業者によって差がある点です。 現在、当院では、4箇所のグループホームの協力医をして …

グループホーム ②

両親を施設にいれるには、悩みや葛藤があるようです。 しかし認知症の在宅介護はいつ終わるとも知れないものです。 そこに、入居を決心するまでの葛藤、入居されてからの罪悪感が生まれます。 しかし、認知症患者さんが、自宅で刺激も …

グループホーム ①

先回まで、介護保健施設や有料老人ホームのお話しをしました。 今回はグループホームのお話をします。 グループホームは、正式名称を認知症対応型共同生活介護といいます。 グループホームとは、認知症高齢者の方が少人数(最大9人) …

住宅型有料老人ホーム&高齢者賃貸住宅

総量規制の対象である、特別養護老人ホーム、老人保健施設、認知症生活介護(グループホーム)や介護付有料老人ホーム以外で最近見られるのは、住宅型有料老人ホームと高齢者専用賃貸住宅です。 住宅型有料老人ホームは厚生労働省の管轄 …

介護保健施設総量規制

先回までご紹介した特別養護老人ホーム&老人保健施設といった介護保健施設は、2006年の介護保険改正による総量規制により、今後新規の建築は望めないのが実情です。 たしかに、100名定員の介護保健施設を作るには10億円以上の …

介護保健施設(特別養護老人ホーム&老人保健施設)の実情

先回まで、介護保健施設(特別養護老人ホーム&老人保健施設)の紹介をしました。 皆さん、施設の実情をご存知でしょうか? 介護保健施設の特徴は、定員が概ね100人程度であることです。 極めて、重症度が高い高齢者が100名。こ …

介護保健施設(老人保健施設)

介護保険の施設系サービスのもう一つの代表的なものには、老人保健施設があります。 もともと老人保健施設は、病院と在宅の中間施設の位置づけになっています。 そのために、本来は3ヶ月程度の入所が原則です。 しかし、現実には入所 …

介護保健施設(特別養護老人ホーム)

皆さん、介護保健施設をご存知でしょうか? 介護保険は、在宅系サービスと施設系サービスに分けられます。 施設系サービスの代表的なものには、特別養護老人ホームと老人保健施設があります。 特別養護老人ホームは、介護が必要な方で …

周辺症状の治療困難例?

前回、半分から2/3の症例で、周辺症状がコントロールできるとお話しました。 しかし、残念ながら周辺症状がコントロールできないケースもあります。 その場合、在宅生活を継続する事は極めて困難となります。 この場合、どこに入所 …

error: Content is protected !!
長谷川嘉哉監修シリーズ
長谷川嘉哉監修シリーズ