【お薦め本の紹介】すべての年代の男性が必読!『射精道』

【お薦め本の紹介】すべての年代の男性が必読!『射精道』

この本を新聞広告で見たときは、売るための過激な題名と疑ってしまいました。しかし一読すると、全く異なる内容でした。極めて真面目な本で、そして泌尿器科専門医にとっても貴重な情報が満載です。我々男性は、一度も「自分の一物」について学んだことはありません。男性であれば年齢にかかわらずお薦めというか、必読の書です!!

  • 「射精道」は、陰茎を持って生まれた男子が、射精を伴う性生活を送る上で守るべき道を意味します。一言でいえば「男子性行動の掟」、すなわち「陰茎を持って生まれ、性生活に陰茎を使う者に伴う行動規範」のことです。
  • 武士(男性)の魂の象徴ともいえる刀(陰茎)は、正しく手入れをし、正しく使い、正しい道徳観・倫理観を常に備えること
  • 陰茎はその構造的に、性行為の際には相手の体内に押し入る形になります。そのため、それを望まない相手にとっては、恐ろしい加害の道具になってしまいます
  • 性欲をコントロールするためには、正しいマスターベーションのやり方を知り、習慣にすることが有効な手立て
  • 刀にも陰茎にも共通していえるのは、その使い方が道徳から外れると、じつに簡単に社会規範から外れ、凶悪な無法者となってしまうということ
  • 「愛情表現としての性交渉をしたい」という女性の心に「仁」と「礼」をもって答えることが、射精道の基本理念であり、同時にセックスレス解消の糸口になる
  • よい射精を習慣にするための目安は、「出そうになるのを3回我慢して、4回目で出す」というもの
  • 1回射精すれば、だいたい1時間くらいは反応しない(したいと思わない)時間ができます。これを一般に「賢者タイム(男子が射精した後に訪れる、 気だるさや虚無感が続く時間)」といいます。勉強しなければならないのなら、この時にすればよい
  • 男性が勃起するにはリラックス状態であることが必要です。交感神経が優位な緊張状態にある時には、生理的に勃起することができません。
  • 20 ~ 40 代女性の約 66% が「セックスの時に痛みを感じる」と答えていることが分かりました。その内訳は、 20代で 74・1%、 30代で 63・5%、 40代で 63・9% と、低年齢であるほど高い傾向にある
  • 100人の違う人と1回ずつセックスをするよりも、一人の人と100回セックスをしたほうが、セックスをより理解することができる
  • セックスにも相性があるということを忘れてはいけません。
  • 性的暴力には、無理やり 卑猥 な動画や画像を見せたり、中絶を強要したり、避妊に協力しないことも含まれる
  • 大人の身体になってから気をつけることは、セックスのできる身体を維持することです。メタボは勃起の天敵です。高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病にならないように心がけましょう
  • WHO(世界保健機関)の報告によると、不妊の原因の約半数は男性にある
  • 精索静脈瘤は男性不妊患者の 30 ~ 40% に見られ、男性不妊の原因のなかで最も多い
  • 「禁欲せずにどんどん射精しているほうが、よい精子が出る」ということになり
  • 日本人は諸外国と比べ性交回数が少なく、若い世代も例外ではありません。そんな日本人でも、性交の回数が増えれば、自然妊娠する可能性が高まる
  • 「妊活しています」と言っている割には、セックスの回数が少ないケースが多い
  • 日本人の年間の性交の回数は 45 回、およそ8日に1回であり、調査対象となった 41 カ国中、最低
  • 性交回数の世界平均は、年に103回とおよそ週2回という結果
  • 泌尿器科医として言わせてもらえば、 40 代はもちろん、 50 代、 60 代になっても、男性の性欲はまだ枯れていない時期
  • 人間の身体でもなんでもそうですが、「使わないものは衰える」のです。歩かなければ脚がどんどん衰えるのと同じように、陰茎も使わなければ衰えます。
  • 一定の射精回数を保つことで、前立腺がんを予防できる可能性がある
  • 男性は男性器のつくりや機能については多少理解はしていても、射精についてはほとんど教育を受けないまま大人になっている
  • 男性に向けた性教育において、何が一番重要かと問われたら、迷わず「適切なオナニーで適切に射精をすること」と答えている
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