無担保無保証の借入は、命をかけてまで返してはいけない

無担保無保証の借入は、命をかけてまで返してはいけない

先日、タクシーに乗ると、運転手さんの給与は10万円以下が続いているとのこと。確かに歩合制ですが、コロナ前は25万円程度の手取りがあったとこと。しばらくは、貯金を取り崩していたそうですが、遂には「総合支援資金特例貸付」で借入もおこなったとのこと。「この現状では、返済のめども立たない」と嘆いていました。おせっかいなようですが、とても真面目そうな運転手さんだったので以下のようなアドバイスをしておきました。

目次

1.無担保無保証の借金は返さなければ返さなくても良い

日本人は、真面目なため「借りたものは返す」と思い込んでいます。しかし、無担保無保証であれば、無理して返す必要はありません。返せないものは返せないと、貸主と交渉すれば良いのです。

特に法人で借りている場合などは、法人を締めてしまえば、借金もチャラです。社長個人の返済義務もありません。

2.消費者金融で借りてはいけない

間違っても無担保無保証の返済のために、消費者金融などの金利の高いところから借りてまで返してはいけません。逆に、無担保無保証の融資で、他の融資を返済してしまうことも可能です。

3.自殺してはいけない

新型コロナウイルス禍で自殺者は増えています。自殺の原因の一つは借金です。くれぐれも借金で命を落としてはいけません。新型コロナウイルス禍で借金の返済ができないことは、個人だけに責任があるわけではありません。最後は、自己破産を選択してでも、自殺をしてはいけません。自己破産には、誤解もあるようですが、仕事もつづけられ、自己破産後に稼いだお金を貯金することもできます。

*自己破産:自身が抱えた借金を支払うことが不可能となったとき、裁判所に申し立て支払い義務を免除して貰うこと


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4.制度を悪用する人には厳罰を

無担保無保証の融資は、本当に生活に困っている人のためです。中には、悪用する人もいます。例えば、法人で多額のコロナ融資を無担保無保証で借入。法人から、多額の役員報酬をぬいて、お金が無くなれば法人は倒産。これなどは、少し知識があれば簡単にできてしまいます。これらについては、厳しい監視が必要であると思われます。

5.まとめ

  • 新型コロナウイルス禍で生活が困窮している人が増えています。
  • そんな時には、無担保無保証の国の制度を有効に使いましょう。
  • 借金が返せなくなっても、決して自ら命を絶ってはいけません。

 

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