東北関東大震災の被害に遭われた方々には、深くお見舞いを申し上げます。
3月11日の地震が、ここまでの被害をもたらすとは、予想できませんでした。
東海地方に住むものは、いずれは地震が起こることの覚悟はしているものです。
ですから、神戸で阪神大震災が起きたときには、東海地方でも相当の揺れを感じたため“いよいよ”かと感じたものです。
その後、“新潟大震災”そして、今回の“東日本大震災”とエリア的にも、必ず起こると思わざるを得ません。
私は、昔NHKの“おしん”の一場面が忘れられません。
おしんが、はじめた子供服の製造業で工場を構えるまでになったのですが、関東大震災が起こり、すべてを失ってしまいました。
その後、ご主人の故郷である佐賀県に身を寄せ、苦労するという話です。
おしんは、そこでめげることなく、佐賀県を離れ、三重県で魚の行商から始めスーパーマーケットで大成功するというお話です。
自分は、これを見てから、“どんなに人生、上手く行っていても天災ですべてがひっくり返る可能性がある”と心の片隅においています。
今回、東北地方の1日でも早い、復興を祈るとともに、常に何が起こるか分からないという謙虚な態度をもち続けたいと思います。