“自分探し”のなれの果て?

2014-05-02

先日以下のような新聞記事がありました。

<緊急一時保護>認知症などの疑いで警察に保護された高齢者らのうち、名前が分からないために自治体が介護施設に暫定入所させるなど「緊急一時保護」の対象となった人が、2008年度からの約6年間に少なくとも546人いたことが毎日新聞の調査で分かった。本人が氏名や住所を話せず、引き取る人も見つからないために取られた措置で、年間の対象人数はこの間にほぼ倍増していた。大半はその後、身元が判明するが、現在も身元不明のまま仮の名前が付けられた人が少なくとも5人いることも判明した。

認知症になっても幸せに人生を終えるためには、①お金 ②家族 ③仲間 ④自宅が大事です。4つのうちの一つでもあれば、何とかなるものです。お金さえあれば、介護問題は殆ど解決すると言っても良いほどです。しかし仮にお金が無くても家族がいればなんとかなるものです。家族がいなくても、仲間さえればこれも何とかなるものです。お金も、家族も仲間もいなくても、自宅さえあればこれも何とかなるものです。


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しかし、これら4つをすべて失うと記事のような結末となります。40歳を超えて独身で、まだ自分に合った仕事を探している人がいると、質問します。『あなたの家は、資産家ですか?』、一瞬怪訝そうな顔をされます。しかし、“資産のない家に生まれ、一人っ子で結婚もせず、転職を繰り返している人”を見ると”高齢者の緊急一時保護“に向かっているようで怖くなるのです。

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