魔法の三つの質問

2014-08-27

北端康良さんの本には、自分の才能に気が付くための、3つの質問が紹介されています。

一つ目は、『20歳までにあったものなかったものは?』・・世の中には2種類の人間に分かれます。“ある人”か“ない人”です。“ある人”とは、『あったもの』に心を突き動かされ追求した人、“ない人”とは『なかったもの』に心を突き動かされ追求した人です。私の同級生にも多いのですが、医師の2代目などは、“ある人”が多いようです。生まれた時から、物心ともに恵まれているため、自分の才能等を分け与えようとします。海外に学校を創ろうとしたり、政治活動に励む人などは典型です。しかし私などは、全くの“ない人”です。才能にも恵まれず、経済的な余裕もなかったことを原動力にして、のし上がってきたともいえます。そのため、“ある人”の行動は理解できませんし、彼らからも理解されません。しかし、逆にに“ない人”からは共感を得ることができるのです。

2つ目の質問は、『今興味のある事、または問題だと感じることは?』 この質問の私の答えは、“向上心”です。そのため向上人のない人とは、できるだけ関わらないようにしています。ある意味、高いコンサル料金や、歯に衣を着せない発言は、そのための防御策になります。この本を読んで、自分の才能に気づき、同じ価値観を持つ人間と関わることが、“自然体”につながることを痛感しています。


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最後の質問は、『気になる人は?』 この質問の私の答えは、小林一三、落合博満、上原春男の3人です。向上心ばかり追い求めていると、少し余裕が欲しくなります。優れた起業家でありながら、宝塚を創設した小林一三さんは自分の理想です。職人として一流であっただけでなく、監督してのマネージメントにも優れた落合博満さんは、私の憧れです。優秀な研究者でありながら、経営コンサルにまで話を昇華させた上原春男さんは私の目標です。

以上のように、3つの質問に答えるだけで、自分自身でも気が付かない才能を目覚めさせてくれるのです。

長谷川嘉哉監修シリーズ