大腸癌・・早期発見が大事

2016-06-06

今回は、自分の専門外の話を・・
現在、日本人の死因の第一は癌です。
癌といってもその部位は多々あるのですが、
急激な勢いで頻度を増やしているのが大腸癌です。
毎年約10万人以上の人が大腸癌と診断されて、
4万人以上の人が命を落としています。
大腸癌は、がんの部位別死亡率においても
男性では「第3位」、
女性では「第1位」です。
2020年には男女とも第1位になると予想されています。

実際に私の知り合いの医師の方も
何人もの方が、
大腸癌で
命を落とされています。
胃癌などは、
昔に比べ
経口でなく経鼻の検査が普及しており、
手軽に検査を受ける方が増え、
死亡率も下がってきております。
一方で
大腸癌の検査は、イメージとして
「痛い・苦しい」
「下剤を多量に飲まなければいけない」
「検査時間が長い」
「恥ずかしい」
といった印象が強いようです。
そのためか健診で、
便潜血反応陽性になっても、
大腸内視鏡検査を受けない方が多いようです。
大腸癌は早期に発見すれば命を落とすことはほとんどありません。


長谷川嘉哉監修の「ブレイングボード®︎」 これ1台で4種類の効果的な運動 詳しくはこちら



当ブログの更新情報を毎週配信 長谷川嘉哉のメールマガジン登録者募集中 詳しくはこちら


罹患率は、年齢別にみると男女とも50歳代から増加し始めます。
大腸癌の症状には、下痢や便秘、血便、便が細くなることなどががあります。
また、遺伝に関係するものがあるため、
親や兄弟など、家族の中に大腸癌の患者さんがいらっしゃる方は
より注意が必要です。
最近では、市町村で
便潜血検査が行われています。
積極的に受診しましょう。
40歳以上の人は毎年受けることで、
大腸がんによって死亡する確率を約60~80%減らせるという
調査報告さえあるのですから・・
ただし、手っ取り早く
50歳を超えたら、大腸内視鏡検診を
受けることが最も有効であるとも言えます。
まだまだ死ぬわけにいかない方は、
2年に1回は大腸内視鏡検診を受けるようにしましょう。

長谷川嘉哉監修シリーズ