在宅医療は体力勝負

先回まで、サラサラ汗をかくための
生活習慣の改善方法をご紹介しました。
自分自身も勤務医のころは、
一日中、病院にいいるため
夏でも殆ど汗をかきませんでした。
そのため週末に、炎天下でゴルフをすると
相当に身体にこたえたものです。

最近でも、外来をしていると
『先生は、涼しいところで仕事ができていいね!』と言われることがあります。
ところが、
我々、在宅医療をする者には当てはまりません。
午前の診療後、炎天下の中をでかけます。
開業当時は、訪問する患者さんの家でも
クーラーが入っているのは1-2件・・
扇風機すらない家があったものです。
隣町の多治見市が2007年8月16日14時20分に、
当時の日本国内の最高気温記録となる40.9℃を観測した日も
訪問診療をしていました。
外に出たとたん、”生暖かい空気”が体にまとわりついたものです。
最近では、さすがにこれだけ猛暑が続くと
クーラーのない家は減りましたが・・
しかし、1日に7-8件を訪問しながら
車から乗り降りすると相当にこたえます。
水分補給のための500mlのペットボトルも
あっという間に空になってしましまいます。
しかし、お陰様でこんな生活を続けるうちに
サラサラ汗をかく様になり
すっかり夏にも強くなってしまいました。

若い医師や看護婦さんの中には、
崇高な理念のもと訪問診療・訪問看護を
希望される方がいらっしゃいます。
しかし、実は
理念以上に大事なのは
暑さ・寒さに負けない体力なのです!


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