先回、楽天の三木谷さん自身がADHD(注意欠陥・多動性障害)と自己分析されているお話を紹介しました。三木谷さんほどのスケールはありませんが、私自身も軽い?ADHDだと思っています。とにかく、教室でじっとしていることが嫌いで、小・中・高校、1ヶ月に1回は意味もなく学校を休んでいました。今にして思うと、”今日は、学校行かない“というと、適当に学校に電話を入れてくれた母親も凄いです。今でも、講演やセミナーでじっと座っている事は得意ではありません。特に、話の内容がつまらないと、気が狂いそうになり呼吸が荒くなるほどです。その時は、スケジュール帳を出すか、本を読むことで気を紛らわせます
ちなみに、、成人してからもADHD症状が目立つ人は、アスペルガー症候群(自閉症)も合わせ持っている傾向があるそうです。ADHDとアスペルガー症候群はとても似ています。ある方が、ADHDは出力の障害。アスペルガー症候群は入力+出力の障害と説明していました。つまり、ADHDは、「認知」には問題がないので、決められたことはわかる。けれどもコントロールが利かないので、駄目だと分かっていてもやってしまう。一方、アスペルガー症候群は、「認知」の問題があるので、「暗黙の了解」や「慣例的に」といったことが理解できない。だから、駄目ということが分からずやってしまう。
いずれにせよ、世間的には駄目て思っていることを平気でやってしまうわけですから、結構迷惑なのでしょう。言い訳になりますが、だからこそ新しい発想力でビジネスを成功させることもできるのです。
ちなみに、ADHDといわれている偉人には、発明王として知られるエジソン、絵、医学・建築・天文学などの分野においても天才的な才能を持っていたレオナルド・ダ・ヴィンチがいます。さらには、アインシュタインもそうであったと言われています。ADHDの症状にはさまざまなものがありますが、好きなものは寝食忘れて取り組んだり、一般人とはまったく違う発想力があるようです。そのため、『なぜADHDのある人が成功するのかbyトムハートマン』という本まで出ているほどです。世間の方々には、温かい目で見守っていただけると嬉しいです。