森本草介展・・女性の背中の魅力

2014-02-17

私の好きな存命の画家といえば、間違いなく森本草介さんです。森本草介さんの作品の最大の収集者は千葉県千葉市のホキ美術館です。ホキ美術館は世界でもまれな写実絵画専門美術館として、2010年11月3日に千葉市緑区に開館しました。同館には森本の作品32点が収蔵・展示されています。一度は行きたいと思っていたのですが、東京からでも1時間以上はかかるため機会がありませんでした。

そんな中、平成26年2月5日【水】から17日【月】まで日本橋三越の新館7階でホキ美術館所蔵の森本草介展が開催されました。偶然、初日に東京に居たため訪れました。

森本草介さんの作品は、風景画、静物画、女性の3つに分けられます。どれも人間が書いたとも思えない精密なものです。風景画も静物画も素晴らしいのですが、やはりなんといっても女性、それも裸婦、それも背中を見せた裸婦が大人気です。裸婦といっても決していやらしいものでなく、本当に美しいものです。そのためか女性ファンも多く、展示会でも8割は女性でした。ちなみに、森本草介さんのモデルさんは、気に入った方を見つけると奥様がモデルの交渉をされるそうです。


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森本草介さんの言葉を借りれば、“女性の背中は人それぞれ微妙な違いがあり、神秘的で魅力がある。永い間その魅力にとりつかれ、描き続けている”だそうです。一見の価値はあるものです。いずれは、原画を購入したいと思っています。そのためにも、“さらに自身のステージをあげたい”と決心した1日でした。

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