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睡眠時無呼吸症候群・
CPAP治療について

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CPAP治療について

睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断された方にとって、CPAP療法は最も効果的な治療法の一つです。CPAP療法とは一体どのような治療法なのでしょうか?この記事では、CPAP療法のメカニズムからメリット・デメリット、治療期間まで詳しく解説していきます。ぜひ最後まで読んで、SAS治療の理解を深め、治療への不安を解消しましょう。

CPAP療法とは

CPAP療法とは、睡眠中に鼻に装着したマスクから空気を送り込み、気道を広げて無呼吸を予防する治療法です。
SASは、睡眠中に気道が狭くなったり塞がったりすることで呼吸が止まる病気です。呼吸が止まる回数が多いと、睡眠の質が低下し、日中の眠気や集中力低下、さらには高血圧や心臓病などの合併症を引き起こす可能性があります。CPAP療法では、空気を送り込むことで気道が塞がるのを防ぎ、正常な呼吸を維持することができます。

CPAP療法の効果

SASの多くは、喉の奥の筋肉が弛緩することで気道が閉塞してしまうことが原因です。
CPAP療法は、気道に一定の圧力をかけ、睡眠中に気道が狭くなるのを防ぎ、気道が常に開いた状態になることで、以下のような効果が期待できます。

無呼吸やいびきの改善
気道が確保されることで、睡眠中の無呼吸やいびきが軽減または消失します。
合併症予防
無呼吸が改善されると、高血圧、糖尿病、心不全、脳卒中といった深刻な合併症のリスクを抑制することができます。
起床後・日中のパフォーマンス向上と生活の質の改善
質の高い睡眠を得ることで、朝のだるさや日中の眠気、疲労感、倦怠感などの症状が軽減されることが期待できます。その結果、仕事や学業のパフォーマンスが向上し、QOL(生活の質)の向上にもつながります
集中力や記憶力の向上
質の高い睡眠は、集中力や記憶力の向上にもつながります。

※CPAP使用時の留意点

  • マスクの装着感(違和感)を感じる場合があります。
  • マスクが顔に合っていないと、空気漏れが起こり、治療効果が低下することがあります。
  • CPAPの空気によって、鼻や喉が乾燥することがあります。
  • マスクを装着することにより、閉所恐怖症を感じる場合があります。

これらについては、適切なマスクの選択や加湿器の使用などで軽減できる場合があります。
医師と相談しながら、治療を進めましょう。

CPAP療法の治療期間

CPAP療法の治療期間は患者さんによって異なりますが、
基本的にはSASの症状が改善されるまで、または患者さんがCPAP療法を継続できなくなるまで続けることになります。

CPAP療法は、SASは根本的な治療法ではなく、症状を改善するための対症療法です。
SASは根本的な治療法が無いため、CPAP療法を続ける必要があります。

治療期間の目安

  • SASの原因が解消されるまで
    →肥満が原因の場合、減量によってSASが改善する可能性があります。
  • 鼻中隔湾曲症やアデノイド肥大などが原因の場合は、手術によってSASが改善する可能性があります。
  • 継続的な治療が必要な場合
    →SASの原因が体質によるもので、改善が難しい場合は、生涯にわたってCPAP療法を続ける必要がある場合もあります。

治療期間に関する注意点

  • CPAP療法の効果や副作用、日常生活への影響などを定期的に確認するために、1~2ヶ月に1回程度の通院が必要です。
  • CPAP療法を中断する場合は、必ず医師に相談してください。
  • CPAP療法を継続することで、SASの症状が改善し、合併症のリスクを減らすことができます。
  • SASは生活習慣病と同様に、根本的な治療法がないため、CPAP療法を中止すると症状が再発する可能性があります。そのため、多くの場合、CPAP療法は長期にわたって継続されます。

CPAP療法は、SASの症状を改善し、合併症を予防するための有効な治療法です。
治療期間や治療方法などについて、医師とよく相談し、自分に合った治療法を見つけることが大切です。
CPAP療法について疑問や不安がある場合は、医師に相談するようにしましょう。

土岐内科クリニックでは睡眠時無呼吸症候群の診察、検査、診断、治療 (CPAP治療)を行っております。

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