- いびき・いびきがうるさい
- いびきがうるさいと言われる
- いびきをかく理由は?
- いびきの原因
- いびきは病気のサイン?
- いびきと睡眠時無呼吸症候群
- いびきの対策、改善方法
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いびきでお悩みの方は
当院までご相談ください
いびき・いびきがうるさい
CPAP療法とは、Continuous Positive Airway
Pressure(持続陽圧呼吸療法)の略で、睡眠中に鼻に装着したマスクから空気を送り込み、気道を広げて無呼吸を予防する治療法です。
SASは、睡眠中に気道が狭くなったり塞がったりすることで呼吸が止まる病気です。
呼吸が止まる回数が多いと、睡眠の質が低下し、日中の眠気や集中力低下、さらには高血圧や心臓病などの合併症を引き起こす可能性があります。CPAP療法では、空気を送り込むことで気道が塞がるのを防ぎ、正常な呼吸を維持することができます。
いびきがうるさいと言われる
いびきは、睡眠中に空気の通り道である気道が狭くなることで発生します。狭くなった気道を空気が通る際に、のどの奥や鼻の粘膜が振動し、それが音となって聞こえるのです。
「いびきがうるさい」と言われるのは、この気道がかなり狭くなっているサインかもしれません。
周囲の人の睡眠を妨げるだけでなく、いびきをかいている本人の健康にも影響を及ぼす可能性があり、注意が必要です。

いびきをかく理由は?
いびきをかく理由は人それぞれですが、大きく分けて以下の3つの要素が考えられます。
- 体質的な要因
- 鼻の構造、扁桃腺やアデノイドの肥大、顎の形状など、生まれ持った体の特徴
- 生活習慣
- 肥満、飲酒、喫煙、睡眠不足、不規則な生活など
- 加齢
- 年齢を重ねると、筋肉の張りが低下し気道が狭くなりやすくなる
- 睡眠時無呼吸症候群
- 寝ている時に呼吸が止まる病気
いびきの原因
いびきの原因をさらに詳しく見ていきましょう。
生活習慣
生活習慣に起因するものとしては、肥満、飲酒、喫煙、睡眠不足、不規則な生活などが挙げられます。 特に、肥満は首回りに脂肪がつき、気道を圧迫するため、いびきの大きな原因となります。
体質的な要因
体質的な要因としては、鼻中隔湾曲症、扁桃肥大、アデノイド肥大、下顎後退症などがあります。 鼻中隔湾曲症とは、鼻の中にある仕切りの骨が曲がっている状態で、鼻づまりやいびきの原因となります。 アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの鼻の病気も、いびきの原因となることがあります。
いびきは病気のサイン?
いびきは、それ自体が病気ではありませんが、放置することで様々な健康問題を引き起こす可能性があります。
特に注意が必要なのが、
睡眠時無呼吸症候群(SAS)です。SASは、睡眠中に呼吸が止まる病気で、放置すると高血圧、心臓病、脳卒中などのリスクを高めます。
また、いびきは日中の眠気や集中力低下、頭痛などを引き起こし、生活の質を低下させる可能性もあります。
「最近、日中眠くて仕方がない」「朝起きてもスッキリしない」と感じている方は、いびきが原因かもしれません。
いびきと睡眠時無呼吸症候群
いびきと睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、切っても切れない関係にあります。
SASは、睡眠中に呼吸が止まる、または浅くなる病気です。 いびきをかく人の多くは、SASの予備軍である可能性があります。
SASの主な症状としては、大きないびき、睡眠中の無呼吸、日中の強い眠気、起床時の頭痛、夜間頻尿などがあります。
もし、ご自身やパートナーにこれらの症状が見られる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 SASは、放置すると様々な合併症を引き起こす可能性があるため、早期に診断と治療を受けることが重要です。
いびきの対策、改善方法
いびきの対策としては、大きく分けて以下の3つの方法があります。
- 生活習慣の改善
- いびき対策グッズの活用
- 医療機関での治療
生活習慣の改善としては、以下のようなものがあります。
- 減量
- 肥満は、いびきの大きな原因の一つです。適度な運動と食事制限で、体重を減らすように心がけましょう。
- 禁煙
- タバコは、気道を刺激し、炎症を起こすため、いびきを悪化させる可能性があります。
- 飲酒を控える
- アルコールは、筋肉を弛緩させ、気道を狭くするため、いびきをかきやすくなります。
- 規則正しい生活
- 毎日同じ時間に寝起きし、睡眠時間をしっかりと確保することで、睡眠の質を高めることができます。
- 睡眠の質を高める
- 寝る前にカフェインを摂取するのは避け、リラックスできる環境で睡眠をとるようにしましょう。
- 睡眠時の体位
- 横向きで寝るようにすると、気道が狭くなりにくくなります。
- 枕の高さ
- 枕の高さを調整することで、気道を確保しやすくなります。
いびき対策グッズとしては、鼻腔拡張テープやいびき防止枕など、様々なものが市販されています。
ご自身のいびきの原因に合わせて、適切なグッズを使用してみましょう。
医療機関での治療としては、以下のようなものがあります。
- 薬物療法
- 鼻づまりやアレルギー性鼻炎など、いびきの原因となっている疾患に対して、薬物療法が行われることがあります。
- 口腔内装置
- 歯科医院で作成するマウスピースのような装置で、下顎を前に出すことで気道を広げ、いびきを改善します。 ○ メリット: 比較的簡単に始められる、装着が簡単 ○ デメリット: 顎関節症になるリスクがある、効果には個人差がある
- CPAP療法
- 睡眠時に鼻に装着したマスクから空気を送り込み、気道を広げて呼吸を楽にする治療法です。SASの治療に効果的です。 ○ メリット: SASの治療に効果が高い、いびきを大幅に改善できる ○ デメリット: マスクの装着に慣れる必要がある、機器のメンテナンスが必要
- 手術
- 鼻中隔湾曲症や扁桃肥大など、身体構造上の原因がある場合は、手術によっていびきを改善できることがあります。
いびきでお悩みの方は
当院までご相談ください

「いびきがうるさい」「日中眠くて仕方がない」など、いびきでお悩みの方は、お気軽に土岐内科クリニックにご相談ください。
土岐内科クリニックでは、いびきや睡眠時無呼吸症候群の検査、診断、治療を行っております。
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そんな方は、ぜひ一度、土岐内科クリニックにご相談ください。
