「すべてのものは2度作られる」
『7つの習慣』という本の中で述べられています。
世の中のすべてのものは、
「こうなれば良いな?こんなものがあれば良いな?」と
最初に頭の中で考えます。
その後、具体的に実現するための工程を実行していきます。
これらは脳の特性を知るとうまく説明できます。
「こうなれば良いな?こんなものがあれば良いな?」
頭の中で考える行為は、あくまでイメージです。
まさに、右脳で行われる、「知的創造」です。
その後、右脳でイメージしたものに基づいて、
具体的に工程を作成するのは、左脳の働きです。
右脳の知的創造に対して、「物的創造」といいます。
経営においては知的創造は戦略、物的創造は戦術といえます。
ついでに、扁桃核でワクワクドキドキする。
まさに脳の各部門がフル稼働です。
経営とは、
右脳でイメージをしたものを、
左脳で実行すると言えます。
バランスをとった脳の働きが重要です。
多くの経営者は日々の生活に追われ、
右脳を使って将来をイメージする時間が取れません。
日常業務では左脳を使う日常業務に埋没してます。
時に朝から晩まで、
右脳だけを使う日を過ごすことは有効です。
ブレイングループでは、平成28年6月11日(土)、
ザイタックの小森代表取締役と丸1日、5年後の経営計画を練りました。
中期経営計画を立案し、5年後の決算書を作ります。
その後、計画を60分の1にして、月次計画書に落とし込みます。
月次計画書がすべてクリアできれば、5年後には実現するわけです。
こんな習慣をはじめて、今年で10年目です。
始めた年に夢と思っていた5年後の目標が
計画値以上に実現した実績があります。
今回も、5年後には実現していると思うと
扁桃核がワクワクしてしまいます。
これがあるから経営者は
続けられるのかもしれません。